シルバーバーチの霊訓 5巻

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※当時の僕が記述したコメントがそのまま掲載されています。とても削除し切れませんのでその部分は読み流して下さい(祈)†

シルバーバーチの霊訓 5巻

巻頭言
まえがき(編者)
シルバーバーチの祈り
1章 シルバーバーチとは何者か
2章 死は第二の誕生
3章 死後の後悔
4章 軽蔑と嘲笑の中で――スピリチュアリズムの歩み
5章 迷いの過去から悟りの未来へ
6章 イエスはいま何をしているか
7章 動物は死後どうなるか
8章 病気は自分で治せる
9章 神は愛の中にも憎しみの中にも
10章 二人の幼児と語る
11章 青年牧師との論争
12章 参戦否定は是か否か
13章 質問に答える
解説 「動機」と「罪」(訳者)

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1章 シルバーバーチとは何者か

※途中までしか撃っていません(謝祈)†

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【巻頭言】あなたがもしも古き神話や伝来の信仰をもって足れりとし、あるいは既に真理の頂上を極めたと自負されるならば本書は用はない。が、もしも人生とは一つの冒険である事、魂は常に新しき視野、新しき道を求めてやまぬものである事をご存知ならば、→

『シルバーバーチの霊訓⑤』
→ぜひお読み頂いて、世界の全ての宗教の背後に埋もれてしまった必須の霊的真理を本書の中に見出して頂きたい。そこには全てに宗教の創始者によって説かれた訓えと矛盾するものは何一つない。地上生活と、死後にもなお続く魂の旅路に必要不可欠の霊的知識が語られている。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしもあなたに受入れる用意があれば、それはきっとあなたの心に明かりを灯し魂を豊かにしてくれる事であろう。その中にはあなたの理性を反撥させ、知性を侮辱するものは何一つない。なぜなら全ては愛の心と奉仕の精神から生まれたものだからである。 シルバーバーチ

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【シルバーバーチの祈り】これまでシルバーバーチが述べた祈りの言葉は数知れないが表現は様々でもその趣旨に本質的な違いはない。大別すると開会に際して成功を祈るものInvocationと閉会に際しての感謝の祈りBenedictionとがある。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それぞれの典型的なものを紹介する。【Invocation】神よ、私どもはあなたの測り知れぬ愛、限りなき叡智、尽きる事なき知識、果てしなき顕現の相(すがた)をどう説き明かせばよいのでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
永きに亘ってあなたを誤解し間違った信仰を抱いてきたあなたの子等にどう説けば、あなたを正しく認識できるのでしょうか。あなたは決して無知な人間が想像する如き嫉妬深い横暴な方ではございません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
また残忍にして復讐心を抱き、血に飢え、えこひいきをし、選ばれし者のみを愛する方でもございません。あなたは全生命の大霊におわします。その息吹が創造を生み、そのリズムが永遠なる宇宙のあらゆる相、あらゆる動き、あらゆる鼓動に表れております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私どもはあなたを完璧なる摂理―絶対に誤らず、絶対に連続性を失う事のない法則として啓示せんものと努めております。物的世界のみならず霊的世界の最奥をも含む全生命活動を支えるあなたの法則に断絶は有得ないのでございます。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
宇宙間の何一つとしてあなたを超えて存在するものは有得ないのでございます。なぜならあなたは全生命の中に存在しておられるからです。しかしあなたの霊は、あなたがあなたに似せて創造された人間的存在において最高の形で表現されております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なぜならば、あなたは人間にあなたの霊、あなたの神性を賦与され、あなたの属性の全てを授けておられるからでございます。最下等の動物的存在の位より彼らを引き上げ、いずれはあなたの創造の大業に参加する権利を与えられたのでございます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
かくして生まれたあなたとのつながりは、切ろうにも切れない宿命となります。なぜならば人間はあなたの一部であり、それは、あなたも人間を離れて存在し得ない事を意味するからでございます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
すなわち、あなたの霊は彼らの全てをお抱きになると同時に彼らの内部にも存在し、自己犠牲と愛他の生活、慈悲と思いやりの行為、老若男女、そしてまた鳥獣に対しても己を役立てんとする行為において最高の形で顕現なさっておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
理想主義に燃え、迷える者に希望を、疲れし者には力を、暗闇にいる者に光を与えんと努力する者の生活にあなたが顕現しておられると理解しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私どもは幾世紀にもわたって忘れ去られてきた摂理―霊眼を開き霊耳をもって聞き霊力の働きかけに素直に従って霊的感受性を鼓舞された少数の者のみが知る事を得た霊的法則を明かすべく努めております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それを実践する事があなたへの理解を、宇宙についての理解を、そして全人類についての理解を深める事になる、そうした理法を教え、そこに自己の霊性を高めひいてはそれが同胞の霊性を高める事になり、→

『シルバーバーチの霊訓⑤』
→かくして共にあなたの元へ少しでも近づかしめる手掛りを見出す事になるよう願っております。

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2章 死は第二の誕生

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【シルバーバーチは“死”を悲しむべき出来事とは見ていない。それどころか、より大きな意識、より広い自由、潜在能力をより多く表現できるチャンスを与えてくれる、喜ぶべき出来事であると説く―】この交霊会も死が幻影である事を証明する一つの機会です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
すなわち死の淵を霊的知識で橋渡しをして、肉体という牢獄を出た後に待受ける充実した新たな生活の場の存在を紹介するために私たちはこうして戻って来ているという事です。何でもない、実に簡単な事なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ですが、その簡単な事によってこれまでどれほど意義ある仕事が成遂げられてきた事でしょう。手を変え品を変えての普及活動も結局は古くからの誤った認識を駆逐するためにその簡単な事実を繰返し繰返し述べているにすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その活動によって今や霊的知識への抵抗が少しずつ弱まり橋頭堡が少しずつ広がりつつあります。我々の活動を歯牙にかけるに足らぬものと彼らが多寡をくくっていたのもつい先ごろの事です。それがどうでしょう、今やあなた方の回りに崩れゆく旧態の瓦礫が散乱しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちは“施設”はどうでもよいのです。関心の的は“人間そのもの”です。魂と精神そして両者を宿す殿堂としての肉体―これが私たちの関心事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間も神の一部であるが故に永遠の霊的存在である―この単純深遠な真理に耳を傾ける人全てに分隔てなく手を差しのべんとしているのです。実に単純な真理です。がその意味するところは極めて深長です。一たんこの真理の種子が心に宿れば大いなる精神的革命をもたらします。

本の内容をテキスト化してる時、ある文章を撃ってる時に法悦のレベルが上がり“キィィン”って波長が霊聴で聞こえる時があります。きっとその文章の内容が、守護霊様その他の方々が僕に理解して欲しいメッセージなんだと思うんです。なのでその文章には新たに色えんぴつで線を引いてます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
皆さんはよく、かつての偉大な革命家を鼓舞したのは一体何であったかが分らない事が多いとおっしゃいます。しかし人間の思想を一変させるのは何気なく耳にする言葉である事もあります。ほんのささやき程度のものである事もあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
一冊の書物の中の一文である事もあります。新聞で読んだたった一行の記事である場合だってあります。私たちが求めているのも同じです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
単純素朴なメッセージによって教義でがんじがらめとなった精神を解放してあげ、自らの知性で物事を考え、人生のあらゆる側面に理性の光を当てるようになって頂く事です。古くからの教えだから、伝来の慣習だからというだけで古いものを大切にしてはいけません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理の宝石、いかなる詮索にも、いかなるテストにも、いかにしつこい調査にも耐えうる真理を求めなくてはなりません。私の説く真理を極めて当り前の事と受取る方がいらっしゃるでしょう。既に度々お聞きになっておられるからです。が、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―驚天動地の事として受止める方もいらっしゃるでしょう。所詮様々な発達段階にある人類を相手にしている事ですから当然の事です。私の述べる事がどうしても納得できない方がいらっしゃるでしょう。頭から否定する方もいらっしゃるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方西洋人から野蛮人とみなされている人種の言っている事として一蹴される方もいらっしゃるでしょう。しかし真理は真理であるが故に真理であり続けます。あなた方にとって当り前となった事が人類史上最大の革命的事実に思える人がいる事を忘れてはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間は霊的な存在であり、神の分霊であり、永遠に神と繋がっている―私たち霊団が携えてくるメッセージはいつもこれだけの単純な事実です。神との繋がりは絶対に切れる事はありません。時に弱められ強められる事はあっても、決して断絶する事はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間は向上もすれば堕落もします。神の如き人間になる事もできれば動物的人間になる事もできます。自由意志を破壊的な事に使用する事も建設的な事に使用する事もできます。しかし何をしようと人間は永遠に神の分霊であり神は永遠に人間に宿っております。

僕は亡き実父に線香をくべる気持は一切ありません。そんな事をしても何の意味も無い事を知っているからです。残念ながら言わせて頂けば、僕は地縛霊となった実父ならびに祖父に数回攻撃を受けてます。僕だけでなく僕に協力して下さっている高級霊の方々をも侮辱する攻撃なのです。無礼の極みです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
こうした真理は教会で朗唱するためにあるのではなく、日常生活において体現していかなくてはなりません。飢餓、失業、病気、スラム等々、内に宿す神性を侮辱するような文明の恥辱を無くす事に繋がらなくてはいけません。我々のメッセージは全人類を念頭においております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いかなる進化の階梯にあっても、そのメッセージには人類が手に取り理解しそして吸収すべきものを十分に用意してあります。人類が階段の一つに足を置くと私たちは次の段でお待ちしています。人類がその段まで上がってくるとまた次の段でお待ちします。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
こうして一段また一段と宿命の成就へ向けて登って行くのです。【別の交霊会で、肉親を失ってその悲しみに必死に耐えている人に対してシルバーバーチがこう述べた―】あなたの(霊の世界を見る)目が遮られているのが残念でなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(霊の声を聞く)耳が塞がれているのが残念でなりません。その肉体の壁を超えてご覧になれないのが残念でなりません。あなたが生きておられる世界が影であり実在でない事を知って頂けないのが残念でなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたの背後にあって絶え間なくあなたのために働いている霊の力をご覧にいれられないのが残念でなりません。数多くの霊―あなたのご存知の方もいれば人類愛から手を差しのべている見ず知らずの人もいます―があなたの身のまわりに存在している事が分って頂けたら、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―どんなにか慰められるでしょうに。地上は影の世界です。実在ではないのです。私たちの仕事はこうした霊媒だけを通して行っているのではありません。もちろん人間世界特有の言語によって意志を伝える手段によって私たちの存在を知って頂ける事を嬉しく思っておりますが―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―目に見えず耳に聞こえずともあなた方の生活の現実に影響を及ぼし導き、鼓舞し、指示を与え、正しい選択をさせながらあなた方の性格を伸ばし魂を開発しております。そうした中でこそ死後の世界に備えて霊的な成長に必要なものを摂取できる生き方へと誘う事ができるのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ある年のイースタータイムにシルバーバーチは“死”を一年に四季の巡りに美事になぞらえてこう語った―】四季の絶妙な変化、途切れる事のない永遠の巡りに思いを馳せてご覧なさい。全ての生命が眠る冬、その生命が目覚める春、生命の世界が美を競い合う夏、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―そしてまた次の春までの眠りに備えて自然が声を潜め始める秋。地上は今まさに大自然の見事な顕現―春、イースター、復活―の季節を迎えようとしております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
新しい生命、それまで地下の暗がりの中で安らぎと静けさと得てひっそりと身を横たえていた生命が一斉に地上へ顕現する時期です。間もなくあなた方の目に樹液の活動が感じられ、やがてつぼみが、若葉が、郡葉が、そして花が目に入るようになります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地上全土に新しい生命の大合唱が響き渡ります。こうした事から皆さんに太古の非文明化時代において宗教というものが大自然の動きそのものを儀式の基本としていた事を知って頂きたいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
彼らは映り行く大自然のドラマと星辰の動きの中に、神々の生活―自分達を見つめている目に見えない力の存在を感じ取りました。自分たちの生命を支配する法則に畏敬の念を抱き、春を生命の誕生の季節として最も大切にいたしました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(※シルバーバーチは文明の発達そのものを少しも立派なものとは見ていない。それによって人類の霊的な感覚がマヒしたと見ており、この意味でこの表現に“野蛮”というイメージは込められていない―訳者)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
同じサイクルが人間一人一人の生命においても繰返されております。大自然の壮観と同じものが一人一人の魂において展開しているのです。まず意識の目覚めと共に春が訪れます。続いて生命力が最高に発揮される夏となります。やがてその力が衰え始める秋となり、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―そして疲れ果てた魂に冬の休眠の時が訪れます。しかしそれで全てが終りとなるのではありません。それは物的生命の終りです。冬が終るとその魂は次の世界において春を迎え、かくして永遠のサイクルを続けるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
この教訓を大自然から学び取って下さい。そしてこれまで自分を見捨てる事の無かった摂理はこれ以後も自分を、そして他の全ての生命を見捨てる事なく働き続けてくれる事を確信して下さい。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【スピリチュアリストとして活躍していた同志が他界した事を聞かされてシルバーバーチは―】大収穫者すなわち神は、十分な実りを達成した者を次々と穫り入れ、死後に辿る道をより明るく飾る事をなさいます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
肉眼の視野から消えるとあなた方は悲しみの涙を流されますが、私たちの世界ではまた一人物質の束縛から解放されて言葉では言い表せない生命の喜びを味わいはじめる魂を迎えて、嬉し涙を流します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はいつも“死”は自由をもたらすものである事、人間の世界では哀悼の意を表していても本人は新しい自由、新しい喜び、そして地上で発揮せずに終った内部の霊性を発揮するチャンスに満ちた世界での生活を始めた事を知って喜んでいる事を説いております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ここにおいでの方々は他界した者が決してこの宇宙から消えたのではないとの知識を獲得された幸せな方達ですがそれに加えもう一つ知って頂きたいのは、霊界へ来て霊力が強化されると必ず地上の事を思いやり、真理普及のために奮戦している吾々を援助してくれている事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その闘いは地上のいたるところで日夜続けられております―霊の勢力と醜い物的利己主義の勢力との闘いです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
たとえ一時は後退のやむなきに至り、一見すると霊の勢力が敗北したかに思えても、背後に控える強大な組織のおかげで勝利は必ず我がものとなる事を確信して、その勝利へ向けて前進し続けます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いずれあなた方もその闘いにおいて果たされたご自分の役割―大勢の人々の慰めと知識を与えてあげている事実を知って大いなる喜びに浸る事になりましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今はそれがお分りにならない。私たちと共に推進してきた仕事によって生きる喜びを得た人が世界各地に無数にいる事を今はご存知ではありません。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
実際はあなた方はこうした霊的真理の普及に大切な役割を果たしておられるのです。その知識は、なるほどと得心がいき心の傷と精神の疑問と魂の憧憬の全てに応えてくれる真実を求めている飢えた魂にとって何ものにも替えがたい宝となっております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
太古の人間が天を仰いで福音を祈った如くに古びた決り文句にうんざりしている現代の人間は、新たな“しるし”を求めて天を仰いできました。そこで私たちがあなた方の協力を得て真実の知識をお持ちしたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは正しく用いさえすれば必ずや神の子全てに自由を―魂の自由と精神の自由だけでなく身体の自由までももたらしてくれます。私たちの目的は魂を解放する事だけではありません。見るも気の毒な状態におかれている身体を救ってあげる事にも努力しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
つまり私たちの仕事には三重の目的があります―精神の解放と魂の解放と身体の解放です。その事を世間へ向けて公言すると、あなた方はきっと取越苦労性の人たちから、そう何もかもうまくいくものでないでしょうといった反論にあうであろう事は私もよく承知しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし事実、私たちの説いている真理は人生のあらゆる面に応用が利くものです。宇宙のどこを探しても神の摂理の届かないところがないように、地上生活のどこを探しても私たちの説く霊的真理の適用できない側面はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
挫折した人を元気づけ、弱き者、寄るべなき者に手を差しのべ、日常の最小限の必需品にも事欠く人々に神の恩寵を分け与え、不正を無くし、不平等を改め、飢餓に苦しむ人々に食を与え、雨露をしのぐほどの家とてない人々に住居を提供するという、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―こうした物質界ならではの問題にあなた方が心を砕いている時、それは実は私たち霊の世界からやってくる者の仕事の一部でもある事を知って頂きたいのです。その種の俗世的問題から超然とさせるために霊的真理を説いているのではりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊的真理を知れば知るほど自分より恵まれない人々への思いやりの気持を抱くようでなければなりません。その真理にいかなるラベルを付けようと構いません。政治的、経済的、宗教的、哲学的ラベル―どれでもお好きなものを貼られるがよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それ自体何の意味もありません。大切なのはその真理が地上から不正を駆逐し、当然受けるべきものを受けていない人々に生得の権利を行使させてあげる上で役立たせる事です。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【最後に“死”にまつわる陰湿な古い観念の打破を説いてこう述べた―】その身体があなたではありません。あなたは本来永遠の霊的存在なのです。私たちはこうした形で週に一度お会いして僅かな時を過すだけですが、その事がお互いの絆を強化し接触を深める役に立ちます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
毎週毎週あなた方の霊そのものが霊的影響力を受けてそれが表面へ出ております。その霊妙な関係は物的身体では意識されませんが、より大きな自我は実感しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
またこうしたサークル活動はあなた方が霊的存在であって物的存在ではない事を忘れさせないようにする上でも役立っております。人間にはこうしたものがぜひとも必要です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なぜなら人間は毎日毎日、毎時間毎時間、毎分毎分、物的生活に必要なものを追い求めてあくせくしているうちに、ついその物的なものが殻にすぎない事を忘れてしまいがちだからです。それは実在ではないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
鏡に映るあなたは本当のあなたではありません。真のあなたの外形を見ているにすぎません。身体が人間がまとう衣服であり、物質の世界で自分を表現するための道具にすぎません。その身体はあなたではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたは永遠の霊的存在であり全大宇宙を支えている生命力、全天体を創造し、潮の干満を支配し、四季の永遠の巡りを規制し、全生命の生長と進化を統制し、太陽を輝かせ星を煌かせている大霊の一部なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その大霊と同じ神性をあなたも宿しているという意味において、あなたも神なのです。本質において同じなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
程度において異なるのみで、基本的には同じなのです。それはあらゆる物的概念を超越した存在です。全ての物的限界を超えております。あなた方の想像されるいかなるものよりも偉大なる存在です。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたはまさに一個の巨大な原子―無限の可能性を秘めながらも今は限りある形態で自我を表現している原子のような存在です。身体の内部に、いつの日か全ての束縛を押し破り真実のあなたにより相応しい身体を通して表現せずにはいられない力を宿しておられるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そうなる事をあなた方は死と呼び、そうなった人の事を悼み悲しんで涙を流されます。それは相も変らず“肉体がその人である”という考えが存在し、死が愛する人を奪い去ったと思い込んでいる証拠です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし死は生命に対して何の力も及ぼし得ません。死は生命に対して何の手出しもできません。死は生命を滅ぼす事はできません。物的なものは所詮、霊的なものには敵わないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしあなたが霊眼をもって眺め、霊耳をもって聞き、肉体の奥にある魂が霊界の霊妙なバイブレーションを感じ取る事ができたら、肉体という牢獄からの解放を喜んでいる、自由で意気揚々として、嬉しさいっぱいの甦った霊をご覧になる事ができるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その自由を満喫している霊の事を悲しんではいけません。毛虫が美しい蝶になった事を嘆いてはいけません。カゴの鳥が空へ放たれた事に涙を流してはいけません。喜んであげるべきです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そしてその魂が真の自由を見出した事、今地上にいるあなた方も神より授かった魂の潜在力を開発すれば同じ自由、同じ喜びを味わう事ができる事を知って下さい。死の意味がお分りになるはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そして死とは飛び石の一つ、大きな自由を味わえる霊界への関門に過ぎないと得心なさるはずです。他界してその自由を味わったのちに開発される霊力を今すぐあなた方に身をもって実感して頂けない事は私は実に残念に思います。しかしあなた方には知識があります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それをご一緒に広め、それによってきっと地上に光をもたらし暗黒を失くす事ができます。人類はもう何世紀も迷わされ続けた古い教義は信じません。教会の権威は失墜の一途を辿っております。霊的真理の受入れを拒んできた報いとして霊力を失いつつあるのです。

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4章 軽蔑と嘲笑の中で――スピリチュアリズムの歩み

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの仕事が始まった当初、(その表面の現象だけを見て)世間の人は何とたわいもない事をして、と軽蔑の眼差しで見たものでした。“テーブルラッパー”彼らはサークルメンバーをそう呼んで軽蔑し嘲笑しました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし、そうした現象も実は大きな目的をもった一大計画に組み込まれていたのです。私たちの意図した影響力は次第に大きくなり世界中へ広がっていきました。各分野で名声を得ていた名士を次々とその影響下に誘っていきました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
偏見によって目隠しをされ理性が迷信によって曇らされている者は別として、やはり著名人の証言がすべての人に尊重されるという考えからそういう手段を選んだのです。(※初期のころはテーブルの叩音(ラップ)による通信が盛んに行われた―訳者)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その後もますます多くの人材が同じ霊的影響下に置かれていきました。霊媒も増えました。サークル活動が広まり盛んになりました。科学、医学、思想、宗教その他あらゆる分野の人をこれに参加させ、当時すでに猛威をふるっていた誤った物質万能主義を否定する現象、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―新しい高度な生命観を示唆する霊的事実、唯物思想の終焉を予告する目に見えない力の存在へ目を向けさせました。ほどなくして、実に短期間のうちに、そのテーブルラッパーたちは宗教を腐敗から守る運動の旗手となっていったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
わずか百年足らずの間にどれだけの事が成就されたか、それをこうした経過の中から読み取り、それを教訓としてこれ以後どれだけの事が成就できるか、そこに皆さんの先見の明を働かせてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし私たちが今まさに欲しているのは、もっと多くの道具、背後から導き鼓舞してくれる霊の力に満腔の信頼を置いてくれる人材です。霊的実在を悟りそれを他の同胞のために使用してくれる人、真理を暗い生活の灯として持ち歩いてくれる人です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちが望んでいるのは、まずそうした霊的真理のメッセンジャー自らがそれを日常生活において体現し、その誠実さと公明正大さに貫かれた生活を通して、見る人の目になるほど神のメッセンジャーである事を認識させる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それから今度は積極的に世に出て社会生活のすべての面にそれを応用していって欲しいのです。つまり、まず自らが身を修め、それから他人のために自分を役立てる仕事に着手するという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これまでもあなた方が想像なさる以上に多くの仕事が成就されてまいりましたが、これから先に成就されていく可能性に較べれば、それは物の数ではありません。

【イエスの少年時代 貧窮の中の小さな王者】【イエスの成年時代 神と人間のはざまで】【イエスの弟子達 パウロ回心の前後】この3冊はぜひ皆さんにも手にとって頂きたいです。こんな僕に何度も何度も顕現して下さっているイエス様の壮絶な地上時代が通信霊によって克明に記述されているのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
世の中を見回して、あなた方の努力のしるしを読み取ってごらんなさい。古くて使いものにならない教義やドグマの崩壊が見て取れるはずです。誤った信仰の上に築かれた構築物がいたるところで崩壊しつつあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの説く霊的真理は(心霊学という)知識を土台として築かれております。その土台はいかなる嵐にもビクともしません。なぜなら事実、霊的事実を土台としているからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方が建造の一役をになったその殿堂は、あなた方が(死んで)物質界に感応しなくなったのちも、あなた方の奮闘努力の記念碑として末永くその勇姿を失う事はないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理は前進し、暗黒と無知と迷信と混迷を生む勢力は後退します。霊力はますます勢いをつけ、これまで難攻不落と思われていた分野にまで浸透しながら凱旋し続けます。これが私たちが繰り返し繰り返し宣言しているメッセージです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方は今まさに地上に新しい“存在の秩序”を招来するために貢献しておられるという事です。ゆっくりとではありますが変革が生じつつあります。新しいものが旧いものと取って替わる時数々の変動は避けられません。それも神の計画のうちに組み込まれているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
常に基本的な霊的真理を忘れぬように、と私は申上げております。常にそれを念頭に置く時、その上に宗教観、科学観、哲学観、倫理観、道徳観を打ち立ててください。すぐにご大層な事を想像なさる御仁に惑わされてはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの説く真理はいたって単純であるがゆえに、誰にでもわかり誰にでも価値を見出す事ができます。神の子としての人間の有るがままの姿を何の虚飾もなく説いているからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
すなわち神の分霊を宿し、その意味において真実“神の子”であり、永遠にして不変の霊の絆によって結ばれているという意味において真に同胞であり、人類全体が一大霊的家族であり神の前に平等であるという事です。

何をどう説明しても理解して頂けないのです。僕が浴させて頂いている数々のインスピレーションを言語に置き替えて説明しようとすると、最高にまどろっこしく、めんどくさいのです。インスピレーションは言語を超越した素晴らしいコミュニケーション手段なのです。皆さんにも知って頂きたいのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊の目をもって見る者は民族、国家、気候、肌の色、宗教の別を超えて見つめ、全人類を一つにつなぐ霊の絆を見てとります。地上世界は今こそそうした単純な真理を見直す必要があります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あまりに永い間教義とドグマ、祭礼と儀式といった宗教の本質ないしは生命の大霊とは何の関係もないものに躓いてきました。私は魂をより意義ある生活へ誘うものでない限り教義、信条、ドグマといったものには関心がありません。日常の行い以外のものに関心がないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
根本的に重要なのは日常生活の生き方だからです。いかなる教義もドグマも儀式も、原因と結果の関係を寸毫だに変える事はできません。霊性を一分たりとも増す事も減らす事もできません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは日常生活によってのみ決定づけられるものだからです。私たちが忠誠を捧げるのは宇宙の大霊すなわち神とその永遠不変の摂理であって、教義でもなく書物でもなく教会でもありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今や霊の力がこうして地上に顕現する新しい手掛りができた事を喜んでください。真理を普及するための新しい人材が次々と霊力の支配下に導かれている事に着目してください。新しい通信網ができた事に着目してください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類の進歩を妨げてきた既成権力が崩され障害が取り除かれていきつつある事に目を向けてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちは刀剣や銃を手にせず愛と寛容心と慈悲と奉仕の精神でもって闘っている大軍の一翼を担っております。私たちの武器は真理と理性です。そして目指すのは人間として当然受け取るべきものを手にできずにいる人々の生活に豊かさと美しさをもたらしてあげる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神とその子等の間に立ちはだかろうとする者には、いかなる地位にあろうといかなる人物であろうと容赦はいたしません。地上に神の王国を築くためには地上のいずこであろうと赴く決意は決して揺らぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これまでも数々の虚言、中傷、敵意、迫害に遭ってまいりましたが、勇気ある心の持ち主、断固たる決意を秘めた魂が闘ってきてくれたおかげで、こうして霊の力が地上に顕現する事ができたのです。今も新しい世界の前哨地に多くの勇士が歩哨に立ってくれております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ですから私は皆さんに、元気をお出しなさいと申上げるのです。心に迷いを生じさせてはなりません。変転極まりない世の中の背後にも神の計画を読み取り、あなた方もその新しい世界の建設の一翼を担っている事を自覚してください。真理は絶え間なく前進しているのです。

世界心霊宝典、全5巻【霊訓】【不滅への道(永遠の大道)】【スピリチュアリズムの真髄】【ジャック・ウェバーの霊現象】【人間個性を超えて(個人的存在の彼方)】これらも超オススメです☆が悲しいかな、絶版が多いです(涙)でも僕は古書で全巻揃え全部読みました☆人類の宝なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
意気消沈した人、悲しげにしている人に元気を出すように言ってあげてください。先駆者たちの努力の賜物をこれから刈り入れるのです。そしてそれが明日を担う子供たちにより大きな自由、より大きな解放をもたらす地ならしでもあるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
不安は無知という暗闇から生まれます。勇気は自信から生まれます。すなわち自分は神であるとの真理に目覚めた魂はいかなる人生の嵐をもってしても挫かせる事はできないとの自信です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私がお教えしているのはごく単純な真理です。しかし単純でありながら大切この上ない真理です。地上人類が自らの力で自らを救い、内在する神性を発揮するようになるためには、そうした霊的真理を日常生活において実践する以外にないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方はその貴重な霊的な宝を手にされている事、それがすべての霧とモヤを払い、悟りの光によって暗闇を突き破る事を可能にしてくれる事を知ったからには、自信を持って生きてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし同時に知識には必ず責任が伴う事も忘れてはなりません。知った以上は知らなかった時のあなたとは違うからです。知っていながら霊力を無視した生き方をする人は、知らないために霊的真理にもとる生き方をする人よりも大きな罪を犯している事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その知識を賢明にそして有効に生かしてください。一人でも多くの人がその知識を手にする事ができるように、それによって魂を鼓舞され心が開かれる機縁となるように配慮してあげてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの方でも一人でも多くの人の涙を払い、心の痛みを癒し、燦然たる霊的真理を見えなくしている目隠しを取り除いてあげようとの態勢でいるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
親である神を子等に近づかせ、子等を神に近づかせ、人生の奥義に関わる摂理を実践に移させようとして心を砕いているのです。そうする事によって利己主義が影をひそめ、生命の充足感を地上に生きる人のすべてが味わえる事になるでしょう。

現在僕は『勘違いモード』禁止令を永遠発動中です。この意味は、現在僕が浴させて頂いている霊的状況があまりにも僕の身に余る光栄な事ばかりなので、それにのぼせ上がり自惚れて『勘違いモード』に突入しないようにしよう、常に最大級に謙虚の姿勢を貫こう、そういう意味が込められてます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちはこれまで確かに成功をおさめてまいりました。しかしそうしたスピリチュアリズムの発展を私たちは他の宗教と同列に並べて考えていない事を銘記してください。私たちにとってスピリチュアリズムというのは宇宙の自然法則そのものなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これを体系化して幾つかの信仰箇条とすべき性質の教えではありません。キリスト教とて当初は自然法則の一つの顕現でした。ユダヤ教もそうですし仏教もそうです。その他地上に誕生した宗教の全てが最初はそうでした。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それぞれの教祖が霊覚でもってその時代の民衆の成長発展、進化、慣習、鍛練、理解力等の程度にふさわしいビジョン、インスピレーション、悟りを手にしました。それがさらに受入れる用意のある者に受け継がれていきました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは一部とはいえ真理である事には間違いありませんでした。ところが残念な事に、そのささやかな真理が(人間的爽雑物の下に)埋もれてしまいました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理のもつ純粋な美しさを留める事ができなかったのです。まわりに世俗的信仰、神学的概念、宗教的慣習、伝承的習俗などが付加されて、玉石混交の状態となってしまいました。やがて神性が完全に影をひそめてしまいました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そして新たにそれを掘り起こし蘇生させる必要性が生じたのです。過去の宗教はすべて、例外なしに、今日こうして地上へ届けられつつあるものと同じ啓示の一部であり、一かけらなのです。一つの真理の側面にすぎないのです。それらを比較してどちらがどうとは言えません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
届けられた時の事情がそれぞれに異なるのです。例えば今日の世の中ですと、昔では考えられなかった通信手段が発達しています。伝達し合う事にあなた方は何の不自由も感じません。何秒とかからずにお互いが繋がり、メッセージを送り、地球を一周する事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これまでの啓示と異なるのは入念な計画に従って組織的な努力が始められたという事です。それが地上の計算でいけば約百年前の事でした。今度こそは何としてでも霊的知識を地上に根づかせいかなる勢力をもってしても妨げる事のできない態勢にしようという事になったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その計画は予定通りに進行中です。その事は霊的知識が世界各国で盛んに口にされるようになってきている事で分ります。霊力は霊媒さえいれば、そこがどこであろうとお構いなく流入し、新しい前哨地が設立されます。

これも何度も書いてます。本の内容を抜粋してると、WebにUPしようとすると、強烈な法悦の霊力が僕に降ってくるのです。もっのっすっんっごっいっ!のです。究極に光栄で恐縮な状態に日々浴させて頂いてるのです。でも僕だけでなく皆さんにも全く同じ可能性が秘められているのです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
ご承知のように私は常に、一人でも多くの霊媒が輩出する事の必要性を強調しております。霊界からの知識、教訓、愛、慰め、導きが地上に届けられるためにはぜひとも霊媒が必要なのです。一人の霊媒の輩出は物質万能思想を葬る棺に打込まれるクギの一本を意味します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神とその霊的真理の勝利を意味し、霊媒の存在が重要である理由はそこにあります。両界をつなぐ媒体だからです。知識と光と叡智の世界から私に届けられるものをこうした形で皆さんにお伝えする事を可能にしてくれる霊媒を見出した事を嬉しく思うのも、そこに理由があります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちはほぼ一世紀にわたって霊的真理を基本とした訓えを地上に根づかせようと努力してまいりました。それこそがこれから築かれていく新しい秩序の土台である以上、何としてでも困難を切り抜けなくてはならないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
本来は最大の味方であるべき陣営の抵抗と敵意に耐えぬき闘いぬいてまいりました。宗教的分野において小羊たちを導こうとする人間(キリスト教の指導者)ならもろ手をあげて歓迎すべきものなのに、逆に自分たちの宗教の始祖(イエス)の教えであるとして広めんとしてきた―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―主義・信条のすべてに自ら背いて、そういう立場の人間にあるまじき酷い言葉でわれわれを非難してきました。そこには愛も寛容心も見られません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それどころか、私たちを悪魔の使いであると決めつけ、神の小羊を正義の道から邪な行為、不道徳、利己主義へ誘惑せんとする闇の天使であるとして、悪口雑言の限りを浴びせます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかしそうした激しい抵抗の中にあっても、私たちの説く真理は今や世界中に広がり、これまで抵抗してきた勢力は退却の一途をたどっております。私たちは現今のキリスト教が基盤としている教説を否認する者です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
愛と正義と慈悲と叡智の根源である大霊が地上人類に対して呪うべき行為を働くはずがない事を主張する者です。神の怒りを鎮めるのに残酷な流血の犠牲が必要であった、などという言い訳は断じて認めません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いかなる権力も自然の摂理に介入できたためしは一度もない事を主張します。神学の基盤と構造の全てを否定する者です。なぜならそれは人類の進歩の時計を逆回りさせ、その狭苦しい独りよがりの世界に合わないものはいかなる発見も発明も進歩も拒絶してきたからです。

僕は守護霊様の導きに従い、果てしなく読書してきました。それだけでも十分霊的知識の理解を深める事ができましたが、今こうして“抜粋”する事でさらに内容を復唱し、さらに×10 理解が深まっていくのを感じます。勉強して無駄な事なんて何もないと自らの体験を通して心底実感するのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
そうしたものに代って私は啓示というものが常に進歩的である事、かつての指導者の一人一人が神の叡智の宝庫から一握りずつを地上へもたらしてきた事、そしてその一連の系譜の最後を飾ったのがかのナザレのイエスであり、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―私たちはそのイエスを鼓舞したのと同じ霊の力の直系の後継者として、同じ福音、同じ真理を説いている者である事を宣言します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間に贖い主はいらないのです。神との仲介者は不要なのです。自分の荷は自分で背負う義務があり、日々の生活の中の行為によって霊的生命を高めもすれば傷つけもするのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
内部に神性を宿している事は今も、そしてこれからも永遠に変りません。変るのは程度の上下であって、本質は決して変りません。向上進化というのはその潜在的神性をより多く顕現していく過程にほかならないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いかなる教義、信条をもってしても過った行為がもたらす結果をねじ曲げる事はできません。私たちの説く神は永遠・不変の法則によって宇宙を統治しており、その法則の働きによって地上の人間は地上で送る人生によって自らを裁くようになっていると説くのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
かつて地上においてこうした真理を説き、それ故に迫害を受けた先駆者たちに対して私たちは、今や彼らの努力が実りの時代を迎え、古き秩序が廃れ新しき秩序のもとに霊的生命が芽生えはじめている兆しを地上の至る所に見る事ができるようになった事実をお知らせしております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
永い間真理の太陽を遮ってきた暗雲が足早に去りつつあります。そして光明が射して無数の人々の生活を明るく照らし、今度はその人たちが、自分を自由にしてくれた真理の伝道者となっていきます。それだけの備えができている人たちです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私どもは地上の人々が自らの力で自らを救い、死せる過去と訣別し、精神と霊を物質による奴隷的束縛から解放する方法をお教えするために戻ってまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
古くからの教えだからといって有難がってはいけない、知的な目をもって真理を探究し、常識に反し理性を反撥させるものは一切拒絶しなさい、と申上げているのです。

「現代の日本に於けるスピリチュアリズムの第一人者、近藤千雄先生の著書・訳書の一覧です」というサイトもあります☆ http://www.paperbirch.com/books/kondo.html 僕はここに紹介されている書籍をほぼ9割読破しました☆これらの書籍は人類の宝なのです☆超超超超超オススメです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
そもそも私がこの利己主義と残酷に満ちた地上へ降りてくる事になったのは、人類への愛と使命があったからです。そこでこの度もこうしてあなた方の下へ戻ってまいりました。私に出来る限りの援助を与えるためです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類を霊的奴隷状態から解放し、神性を宿す者が当然我がものとすべき神の恩寵―霊的生活、精神的生活、そして身体的生活における充足―を得させるという(地球規模の)大使命の推進の一翼を担う者として戻ってまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その使命の成就を妨げんとするものは何であろうと排除しなければなりません。私たちが目指す自由は(霊的・精神的・身体的の)あらゆる面での自由です。その道に立ちはだかる既成の特権と利己主義の全勢力に対して、永遠の宣戦を布告します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方より少しばかり永く生きてきたこの私、あなた方がこれより辿らねばならない道を知っている先輩としての私からあなた方に、どうか勇気をもって邁進されるよう申上げます。お一人お一人がご自分で思っておられる以上に貢献なさっておられるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
過去数年の間に私たちは数多くの人々を知識の大通りへと案内してまいりました。しかしまだまだ大きな仕事が為されます。世界各地で数多くの心霊治療家によって行われている治療の成果に目を向けてください。大地に再び視界が開けていく様子を思い浮かべてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
予言者の声が再び地上にこだまするようになり、夢かと紛うものを見るようになります。先見の明が開けはじめます。病める人々が癒され、肉親の死を悲しんでいる人々が慰められつつあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方は本当に恵まれた方たちです。人間が永遠の魂の旅の中にあってほんの束の間をこの地上という生活の場で過ごしている、永遠にして無限の霊的存在である事をご存知だからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はそのメッセージをあなた方の助力を得ながら広め、私を地上へ派遣した霊団の使命を推進したいと望んでおります。私たちは今勝利へ向けて前進しております。誤謬と利己主義、迷信と無知、自惚れと悪逆無道の勢力を蹴散らし過去のものとしなければなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もはやそうしたものが許される時代は終ったのです。真理が理解されるに従って暗闇が光明へとその場を譲ってまいります。人々はその目を上へ向けて新しい世界の夜明を待ち望んでおります。新しい世界は新しい希望と新しい悟りを与えてくれます。神の恵みの多からん事を。

シルバーバーチ霊が多大な犠牲を払って地上人類にもたらしてくれた“ダイヤモンドの輝き”に譬えられる珠玉の霊的真理。僕たちはその美しい霊言の数々に触れる事で、大切な知識を得るチャンスを与えて頂いたのです。人類の宝とも言える霊界通信の書籍は、すぐ手の届くところにあるのです☆(祈)

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5章 迷いの過去から悟りの未来へ

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【スピリチュアリズムの前途には大きな仕事が待受けている。霊的交信の目的はただ単に地上の人間に慰めをもたらす事ではない。ある日の交霊会でシルバーバーチは“生命の法則について精神的側面、道徳的側面、物的側面、ならびに霊的側面から理解を深めるように指導し”―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【“身体的に不健全な人が少なくなると同時に霊的に未熟な人も少なくしていく事が我々の使命の一端です”と述べてスピリチュアリズムの目指すべき方向を示した。それを別の日の交霊会で次のように敷衍した―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私どもは自己中心主義、物質万能主義、無知、暗黒等々、人生の楽しさ、明るさ、安らぎを奪う勢力の全てを一掃すべく努力しております。地上のため―それだけを望んでおります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それなのに、つまり地上のためになる事をのみ望み、何一つ邪なものを持ち合わせず、人間性の中に下品なもの、あるいは低俗なものには決して訴える事がないのに、なぜ人間は私たち霊の働きかけを毛嫌いするのでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
より次元の高い真理、より深い悟りの道をお教えしようとしているのです。人生の基盤とすべき霊的原理を理解して頂こうと努力しているのです。人間の内部に宿る霊的可能性を認識し、真の自我とその内奥に存在する神性を見出して頂きたいと願っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちは人間の理性―人間として最高の判断力に訴えております。一段と次元の高い生命の世界を支配する摂理をお教えし、宇宙の物的側面だけでなく、もっと大きな部分を占めているところの永遠不滅の霊的側面を理解して頂こうと願っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの努力目標は人類が幻を追い求め影を崇める事の無いように霊的真理の実在を得心させる事によって人生観を誤った信仰でなく確実な知識の上に確立し、大自然の法則に基いた本当の宗教心を持ち、たとえ逆境の嵐が吹き荒れ、環境が厳しく、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―いずこに向うべきかが分らなくなった時でも“事実”に裏打ちされた信仰心によってあらゆる試練、あらゆる苦難に耐えていけるようにしてあげる事です。私たちの使命は霊的使命なのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間が内奥に神すなわち実在の生命を宿している事をお教えし、従って人間は動物ではなく一人一人が神である事を自覚し、同じ神性が宇宙の他の全ての生命にも宿っている事を知って頂く事を使命としているのです。その認識が行き渡れば地上は一変します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
理解が広まるにつれて新しい光が射し込み、永遠の大機構の中での人間の位置を悟る事になります。私たちが訴えるのはややこしい神学ではありません。時代遅れの教説ではありません。素朴な理性―あらゆる真理、知識、叡智の真偽を判断する手段に訴えております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もし私の述べる事にあなた方の知性を侮辱し理性を反発させるようなものがあれば、それを無理して受入れる事は要求しません。最高の判断規準に訴える事によって人間が真の自分を見出し、真の自分を見出す事によって神を見出してくださる事を望んでいるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理は決して傷つけられる事はありません。決して破壊される事はありません。後退させられる事はあります。抑えつけられる事もあります。しかし永久に埋もれてしまう事はありません。真なるものが損なわれる事は有得ません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
虚言をもっていかに深くいかに固く埋め尽されても、いつかは必ず表に出てきます。真理を永遠に抑えつける事は出来ません。今私たちが旗印としている真理は地上にとって重大な役割を担っております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間というものは煩悶の時代になると永い間しがみついていた教説を改めて検討し、それが果たして苦難と困難の時に慰めとなり力となってくれるであろうかと思い始めるものです。霊的実在についての真理を片隅に押しやる事は出来ません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間が一人の例外もなく神の子であり成就すべき霊的宿命を背負った存在であるとの証は、宇宙における人類の本当の位置を認識し無限にして永遠の創造の大業の一翼を担う上で絶対必要な事です。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの存在自体を疑う人がいる事でしょう。存在は認めても影響力を疑う人がいる事でしょう。もとより私たちは万能を主張するつもりはありません。私たちも常に数々の限界と様々な制約に直面している事は、これまでたびたび述べてきた事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし私たちがあなた方を援助する事ができるという事実に疑う余地はないでしょう。私たちには霊力というパワーがあります。これは宇宙の全生命を生み、それに形体を与えている力です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
正しい環境と条件さえ整えてくれれば私たちはそのパワーを活用してあなた方を導き、保護し、援助する事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それも決してあなた方だけという限られた目標のためでなく、あなた方を通じて顕現した霊力がさらに他の人へも波及して、その人たちも霊的なパワーを感得できるようになるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
前途に横たわる道は決して容易ではありません。しかし協調精神をもって臨み、平和的解決を希求し、慈悲心に裏打ちされた公正を求め、憎しみと復讐心に根ざした観念を完全に排除して臨めば、明るい未来をすぐ近くまで招来する事ができる事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【これは一九三九年に第二次世界大戦が勃発して間もない頃の交霊会での霊言で、最後の部分はその大戦の事を指している。(本書の出版は一九四一年―訳者)さらにメンバーからの質問を受けてこう語っている―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
物質の世界に生きておられるあなた方は実在から切離されております。あなた方自身にとって、その事を理解する事が難しい事は私もよく承知しております。なぜならあなた方なりに何もかもが実感があり実質があり永遠性があるように思えるからです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
ご自分を表現しておられるその身体、地上という大地、住んでおられる住居、口にされる食べもの―どれをとっても“これこそが実在である”と思いたくなります。でもそれらはことごとく“影”であり“光”ではない事を申上げねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方は五感に感応しない世界を想像する事が出来ません。従ってその想像を超えた世界における活動と生活ぶりを理解する事ができないのは当然です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そうした地上とは全く異なる世界についての知識を得ているサークルメンバーの一人に“その知識はあなたにどういう変革をもたらしましたか”とシルバーバーチの方から質問した事があった。それを全部聞き終った後こう語った―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
こうしてお聞きしてみますと、あなた方一握りの方たちにあってもわずか二、三年間の霊力との接触によっていかに大きな変革がもたらされたかが分ります。となれば、これを世界中に普及させる事によってその数を百万倍にもする事ができるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは無知を一掃し、暗闇の中で進むべき道を見失った人々に灯を与え、全宇宙の背後に存在する大目的を教えてあげる事によって達成される事でしょう。人類がいかに永い間、道を見失ってきたかご存知でしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類を先導すべき人たち霊的指導者であるべき人たち自らが盲目だったのです。玉石混交の信仰をもって事足れりとしてきました。宗教的体系を拵え、その上に教義とドグマで上部構造を築きました。儀式と祭礼を発明しました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
教会(キリスト教)寺院(仏教)礼拝堂(ユダヤ教)モスク(イスラム教の礼拝堂)等々を建造しました神とその子等との間に仕切りを設けたのです。それぞれに経典を拵え、我が宗教の経典こそ本物で宇宙の真理の全てを包蔵していると主張し合いました。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
かんかんがくがく、宗教家としての第一の心掛けであるべき愛の心を忘れ、その上なお情けない事に憎悪と敵意をもって論争を繰返してきました。予言者、霊覚者、哲人、聖者の類を全て追払いました。真の“師”たるべき人々を次々と迫害していきました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神の声の通路であるべき人々の口を塞いでしまいました。腐敗した組織にはもはや神の生きた声が聞かれる場が無くなってしまいました。開かれたビジョンを閉ざし全ての権力を聖職者に帰属させ、神へ近づける力は自分たち意外にはない事にしてしまいました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
聖職者の中にも高徳の人物は数多くいました。ただ惜しむらくは、その人たちも(そうした環境の影響のために)宗教の唯一の礎石であり人類にその本領を発揮せしめる原動力である霊力の働きかけに無感覚となっておりました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類の歴史において大きな革命を生んできたのは全て霊の力です。素朴な男性または女性が霊感に鼓舞されて素朴なメッセージを威信をもって語り、それを素朴な平凡人が喜んで聞いたのです。今その霊力がかつてと同じ“しるしと奇跡”を伴って再び顕現しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
目の見えなかった人に光が戻り、耳の聞こえなかった人が聴覚を取戻し、病の人が健康を回復しております。邪霊を払い憑依霊を取除き、肉親を失った人たちに慰めをもたらしております。多くの魂が目を覚まし、霊の大軍が存分にその威力を見せる事が出来るようになりました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
“死”の恐怖を取除き“愛”が死後もなお続きその望みを成就している事実を示す事ができるようになりました。インスピレーションは(イエスの時代に限らず)今なお届けられるものである事、人間の心は(他界した時点のままでなく)死後も改めていく事が出来る事、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(宗教的束縛から)精神を解放する事が可能である事、自己改革への道が(宗教的教義に関係なく)開かれている事(宗教的活動から離れたところにも)自分を役立てる機会はいくらでもある事、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊力に鼓舞されて報酬を求めずこの世的な富への欲望をもたずに“良い知らせ”を教えてあげたい一心で、全ての人に分隔てなく近づく用意のできた魂が存在する事実を立証しております。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
これほどまで美しい話、分り易い話、人生の本質をこれほど簡明に解き明かしてくれる話に耳を傾けようとしない人が多いのは一体なぜでしょうか。光明を手にする事ができるのに一体なぜ多くの人が暗黒への道を好むのでしょうか。なぜ自由よりも束縛を好むのでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし我々はあなた方が想像される以上に大きな進歩を遂げております。難攻不落と思えた古い壁―迷信、既成権力、後生大事にされている教義、仰々しい儀式を堅固に守り続けてきた壁が音を立てて崩れつつあります。急速に崩壊しつつあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
一方では多くの魂が霊的真理に感動し、精神に光が射し込み、心が受容性を増し、喜んで私たちの教説に耳を傾けてくれております。過去数年間の進歩ぶりを見れば我々の勝利は既にゴールが目に見えていると宣言してもよい時期が到来したと言えます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その確信を私は語気強く宣言します。もはや絶望の戦いではなくなりました。私たちが自己中心の物質第一主義に根ざした古い時代は終った、新しい時代が誕生している、と述べる時、それはあるがままの事実を述べているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
かつて地上において苦難と犠牲の生涯を送った人々、強者と権力者によって蔑まれる真理を守るために全てを犠牲にした人々―その人たちが今霊界から見下ろし、霊的大軍の前進ぶりを見て勝利を確信しております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
むろんこれは比喩的に述べたまでです。銃を手にした兵士がいる訳ではありません。我々の弾薬は霊力であり、兵器は理性と良識です。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちは常に人間の知性に訴えます。もっとも時としてその知性が無知と迷信と依怙地な強情の下敷きとなってしまっているために、果たして(普遍的判断基準であるべき)知性が存在するのだろうかと迷う事もあるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし、よく目を見開いて自分でその“しるし”を求める事です。その力で暗闇を突通す光を見届けて下さい。我々はもはや軽蔑の対象とされたかつての少数派ではありません。片隅で小さくなっていた内気な小集団ではありません。科学的立証を得て、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―やはり真実だったと確信した堂々たる大軍であり、恥じる事ない社会的位置を獲得し、霊的事実の福音を誇りをもって説いております。霊的な事を口にしたからといって軽蔑される事はもうありません。それは過去の無知な人間がした事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今はそれを知っている事で尊敬される時代です。※訳者注―モーゼスの『霊訓』によると、かの“十戒”を授かったモーゼが従えていた七十人の長老はみな霊性の高い人物だったという。―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これは世界に共通した事実であって、古代においては霊感が鋭くかつ霊的な事に理解のある者が要職につき、いわゆる祭政一致が当然の事とされた。それが物質科学の発達と共に意識の焦点が五感へと移行し物的なものさしで測れないものが否定されていった。―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ところが皮肉な事に、その物質科学みずからが物質の本質は常識的に受けとめてきたものとは違ってただのバイブレーションにすぎない事を突き止めたのと時を同じくして、再び霊的なものへの関心が高まりつつある。シルバーバーチはそうした潮流の背後には、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊界からの地球的規模の働きかけがある事を指摘している。『ベールの彼方の生活』第四巻“天界の大軍”篇はそれを具体的に叙述して、その総指揮官がキリストであると述べている。シルバーバーチ霊団もインペレーター霊団もその大軍に属し最前線で活躍していた事になる。

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6章 イエスはいま何をしているか

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ナザレのイエスは今どういう仕事に携わっているのか。ある日の交霊会でシルバーバーチは、イエスは今すっかり教義とドグマと権力という雑草に覆われてしまった霊的真理の本来の姿を今一度明らかにする為の霊界からの地球的規模の働きかけの最高責任者であると述べた―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【その事について別の交霊会で次のように述べた―】ほぼ二千年前にイエスは磔刑にされました。それはただ当時の祭司たちがイエスを憎んだからにすぎません。イエスを通して霊力のほとばしりを見せつけられたからでした。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
まさに神の子に相応しい人物だったからに他なりません。このままでは自分たちの立場が危ないと思ったのです。私たちが今それと全く同じ反抗に遭っております。宗教界がこぞって“真理”を磔刑にしようとしております。しかしそれは不可能な事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理はただ真理であるが故にあらゆる反抗、敵対行為の中でも厳然と存在し続けます。キリスト教会の外部では次々と霊力が顕現しているにも拘らず、空虚で侘しい限りの巨大な建造物の中には、その陰気な暗闇を照らす霊力の光は一条も見られません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そういうキリスト教は死滅してしまった方がましだとおっしゃるのでしょうか―】私はレンガとモルタル、祭壇と尖塔でできた教会には何の興味もありません。何の魅力も感じません。建造物にはまるで関心が無いのです。私が関心を向けるのは“魂”です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それで私は神とその子の間に横たわる障壁を取除く事に奮闘しているのですが不幸にして今日では教会そのものが障壁となっているのです。これほど大きな罪悪があるでしょうか。宇宙の大霊である神は一個の教会に局限されるものではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
一個の建造物の中に閉じ込められるものではないのです。神の力は人間各自がその霊性を発揮する行為の中に、すなわち自我を滅却した奉仕の行為、困窮せる無力な同胞のために一身を捧げんとする献身的生活の中に顕現されるのです。そこに宇宙の大霊の働きがあるのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
確かにキリスト教界にも奇特な行いをしている真摯な人材がそこここに存在します。が私が非難しているのはその組織です。それが障害となっており是非とも取除かねばならないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
真の宗教には儀式も祭礼も、美しい歌唱も詠唱も、きらびやかな装飾も豪華な衣装も式服も不要です。宗教とは自分を役立てる事です。同胞のために自分を役立てる事によって神に奉仕する事です。私はこれまでその事を何度申上げてきた事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
然るに教会は人類を分裂させ国家と階級を差別し戦争と残虐行為、怨恨と流血、拷問と糾弾の悲劇を生み続けてまいりました。人類の知識と発明と科学と発見の前進に抵抗してきました。新しい波に呑み込まれるのを恐れて既得の権利の確保に汲々としてきました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし新しい霊的真理は既に根づいております。もはやその流れをせき止める事は出来ません。【イエスの意気込みが察せられます―】誤解され、崇められ、今や神の座に祭り上げられてしまったイエス―そのイエスは今どこにおられると思われますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
カンタベリー大聖堂ではありません。セントポール寺院でもありません。ウェストミンスター寺院でもありません。実はそうした建造物がイエスを追い出してしまったのです。イエスを近づき難い存在とし、人類の手の届かぬところに置いてしまったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
単純な真理を寓話と神話を土台とした教義の中に混ぜ合わせてしまい、イエスを手の届かぬ存在としてしまったのです。今なおイエスは“人類のために”働いておられます。それだけの事です。それを人間が(神学や教義を拵えて)難しく複雑にしてしまったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかも今こうして同じ真理を説く私たちの事を天使を装った悪の勢力でありサタンの声であり魔王のそそのかしであると決めつけております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし既にキリスト教の時代は過ぎました。人類を完全に失望させました。人生に疲れ、絶望の淵にいる地上世界に役立つものを何一つ持ち合わせていません。

今抜粋の【イエスの意気込みが察せられます―】の部分、僕も思いきり肌で感じ取らせて頂いてます。並々ならぬ決意の程を何度となくインスピレーションにて受取らせて頂いてるからです。僕たちはイエス様のご意志をそろそろ理解して霊的知識の入口に立つべきだと思います。そこから始まるんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【シルバーバーチによるとイエスは年二回、イースターとクリスマスに行われる指導霊ばかりの会議を主催しているようである。その時期には交霊会も二、三週間にわたって休暇となる。時折その前後の交霊会で会議の様子を説明してくれる事がある―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【次に紹介するのは休暇に入る前の最後の交霊会での霊言である―】この機会は私にとって何よりの楽しみであり心待ちにしているものです。この時の私は僅かな期間ですが本来の自分に立ち帰り、本来の霊的遺産の味を噛みしめ、霊界の古き知己と交わり、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―永年の向上と進化の末に獲得した霊的洞察力によって実在を認識する事のできる界層での生命の実感を味わう事ができます。自分だけ味わってあなた方に味わわせてあげないというのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
味わわせてあげたくても物質界に生きておられるあなた方、感覚が五つに制限され肉体という牢獄に閉込められ、そこから解放された時の無上の喜びをご存知ないあなた方、たった五本の鉄格子の間から人生を覗いておられるあなた方には、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―本当の生命の何たるかを理解する事はできないのです。霊が肉体から解放されて本来の自分に帰った時、より大きな自分、より深い自我意識に宿る神の恩寵をどれほど味わうものであるか、それはあなた方には想像できません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これより私はその本来の自分に帰り幾世紀にもわたる知己と交わり私が永い間その存在を知りながら地上人類への奉仕のために喜んで犠牲にしてきた“生命の実感”を味わいます。これまで仕舞ってきたものをこの機会に味わえる事を私が嬉しくないと言ったら嘘になりましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ご存知の通り、この機会は私にとって数あるフェスティバル(嬉しい催し)の中でも最大のものであり、あらゆる民族、あらゆる国家、あらゆる分野の者が大河をなして集結して一堂に会し、それまでの仕事の進捗具合を報告し合います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その雄大にして崇高な雰囲気はとても地上の言語では表現できません。人間がインスピレーションに触れて味わう最大級の感激も、そのフェスティバルの味わう私どもの実感に較べれば、まるで無意味な、ささいな出来事でしかありません。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
その中でも最大の感激は再びあのナザレのイエスにお会いできる事です。キリスト教の説くイエスではありません。偽り伝えられ不当に崇められ、そして手の届かぬ神の座に祭り上げられたイエスではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類のためをのみ思う偉大な人間としてのイエスであり、その父、そして我々の父でもある神のために献身する者全てにその偉大さを分ち合う事を願っておられるイエスです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【休暇直前の交霊会ではシルバーバーチがサークルメンバーにそれまでの成果を語って協力に感謝するのが常である―】あなた方と私たち霊団との愛の親密度が年と共に深まるにつれて私は、それが他ならぬ大霊の愛の賜物であると感謝している事を知って頂きたいと思います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
すなわち大霊の許しがあったればこそ私はこうして地上の方々のために献身できるのであり、たった週に一度あなた方とお会いし、それも私の姿をお見せする事なくただこうして語る声としてのみ存在を認識して頂いているに過ぎないにも拘らず、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―私を信じ人生の全てを委ねるまでに私を敬愛して下さる方々の愛を一身に受ける事ができるのも、大霊のお力があればこそだからです。そのあなた方からの愛と信頼を私はこの上なく誇りに思います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方の心の中に湧き出る私への熱烈な情愛―私にはそれがひしひしと感じ取れます―を傷つけるような事だけは絶対に口にすまい、絶対に行うまい、といつも誓っております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちのそうした努力が大きな実りを生んでいる事が私は嬉しいのです。私たちのささやかな仕事によって多くの同胞が真理の光を見出している事を知って私は嬉しいのです。無知を打ち負かし迷信を退却せしめる事ができた事が私は嬉しいのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
真理が前進している事、そしてその先頭に立っているのが他ならぬ私たちである事が嬉しいのです。絶え間なく仕掛けてきた大きな闘いにおいてあなた方が堅忍不抜の心を失わず挫折する事が無かった事を嬉しく思います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
役割を忠実に果たされ、あなた方に託された大きな信頼を裏切る事がなかった事を嬉しく思います。私の使命があなた方の努力の中に反映して成就されていくのを謙虚な目で確かめているからこそ私はあなた方のその献身を嬉しく思うのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【この後いつもの慣例に従ってメンバーの一人一人に個人的なメッセージを送り、その後こう述べて別れを告げた―】さて別れを惜しむ重苦しい気持の中にも再びお会いできる日を心待ちにしつつ私は皆さんの元を去ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これより私は気分一新のために霊的エネルギーの泉へと赴きます。高遠の世界からのインスピレーションを求めに赴きます。そこで生命力を充満させてから再び一層の献身と神の無限の恩寵の一層の顕現のために、この地上へ戻ってまいります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方の情愛、今ひしひしと感じる私への餞の気持を頂いて私はこれより旅立ちます。そして再び戻ってくるその日を楽しみに致しております。どうか常に希望と勇気を失わないで頂きたい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
冬の雪は絶望をもたらしますが再び春が巡ってくれば大自然は装いを新たにして微笑みかけてくれます。希望に胸を膨らませ勇気を持って下さい。いかに暗い夜にも必ず登りゆく太陽の到来を告げる夜明が訪れるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
では、これにてお別れします。神は常にあなた方を祝福し、その無限の愛がふんだんにもたらされております。神の霊があなた方全ての人々の霊に行き渡り日々の生活の中に誇らしく輝いております。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
これより地上の暗闇を後にして高き世界の光明を迎えにまいります。そしてお別れに際しての私の言葉は、再び訪れる時の挨拶の言葉と同じです―神の祝福の多からん事を。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【こうして地上を去って霊界での大集会に列席した後、再び戻ってきたシルバーバーチはこう述べた―】その会合において私はかつての私の栄光のいくつかを再び味わってまいりました。地上世界の改善と進歩のために奮闘している同志たち、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―人類の福祉のために必要な改革の促進に情熱を傾ける同志たちによる会議に私も参加を許されました。これまでの成果がこと細かに検討され、どこまで成功しどの点において失敗しているかが明らかにされました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そこで新たに計画が立て直され、これからの仕事―地上人類の進化の現段階において必要な真理を普及させる上で為さねばならない仕事のプログラムが組まれました。地上世界のために献身している大勢の人々―死によって博愛心を失う事のなかった人々ともお会いしました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そしてちょっぴり私ごとを言わせて頂けば―こんな事は滅多に無いのですが―過去数ヶ月間においてささやかながら私が成遂げた事に対してお褒めの言葉を頂戴致しました。もとより私はお褒めにあずかる資格は無いと思っております。私は単なる代弁者にすぎないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私を派遣した高級霊団のメッセージを代弁したにすぎず、それをあなた方が広めて下さったのです。ともあれこうして私たちの説く真理が人生に迷っている人々、心は重く悲しみに満ち、目に涙をためた大勢の人々に知識と慰めと激励をもたらしている事は確かです。

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9章 神は愛の中にも憎しみの中にも

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【シルバーバーチの説く神の概念はスピリチュアリストにとっても当惑させるものを含んでいる。常識的な愛と善のみの神の概念から、善も悪も、愛も憎しみも超越した“法則”としての存在を説くからである。その真意を次の問答から理解して頂きたい。―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【神とは何でしょうか。あるいは何者でしょうか。それは愛―全ての者に宿る愛の精神、ないしは感覚でしょうか―】神とは宇宙の自然法則です。物的世界と霊的世界の区別無く全生命の背後に存在する創造的エネルギーです。完全なる愛であり、完全なる叡智です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神は宇宙のすみずみまで行きわたっております。人間に知られている小さな物的宇宙だけではありません。まだ知られていないより大きな宇宙にも瀰漫しています。神は全生命に宿っております。全存在の内部に宿っております。全法則に宿っております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神は宇宙の大霊です。神は大生命です。神は大愛です。神は全存在です。僕にすぎない我々がどうして主人を知る事を得ましょうか。ちっぽけな概念しか抱けない我々にどうして測り知れない大きさをもつ存在が描写できましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【神はすずめ一羽が落ちるのもご存知であると教わっています。ですが世界の莫大な人口、いわんや既に他界した幾百億と知れぬ人間の一人一人に起きる事を細大もらさず知る事がどうして可能なのでしょうか―】神と呼ばれているところのものは宇宙の法則です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは全ての存在に宿っております。全ての存在が神なのです。各自の魂が自分を知っているという事は神がその魂を知っているという事です。すずめが神であるという事は神がすずめを知っているという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神が風に揺れる木の葉に宿っているという事は、その木の葉が神であるという事です。あなた方の世界と私たちの世界、まだ人間に知られていない世界を含めた全宇宙が神の法則の絶対的支配下にあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その法則を超えた事は何一つ起きません。全てが自然法則すなわち神の範囲内で起きているのですから、全てが知れるのです。

僕が霊的知識普及の作業をするに当り霊団からある要求が降ってきてましたが、僕がそれをどうしても承諾できず、別ルートで仕事続行になるものとばかり思っててずっとメッセージが降って来るのを待ってたんですが一向に降ってきません。承諾できないあの要求が使命遂行の唯一のルートだったようです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【あなたは神は全てに宿る―全存在の根源であるから愛にも憎しみにも、叡智にも不徳にも神が宿るとおっしゃいます。そうなると過ちを犯す者も正しい事をする人間と同じように神の法則の中で行っている事になります。―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―愛と平和を説く者と同じく、憎悪や戦争を説く者も神の法則の中で行動している事になります。全てが神の法則の一部である以上、その法則に違反する者もいない事になってしまいますが、この矛盾をどう説明されますか―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
完全が存在する一方には不完全も存在します。が、その不完全も完全の種子を宿しております。完全も不完全から生まれるのです。完全は完全から生まれるのではありません。不完全から生まれるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
生きるという事は進化する事です。前に向って進む事であり、上へ向って努力する事であり、発達であり開発であり発展であり進展です。あなた方のおっしゃる善も悪もその進化の行程における途中の階梯にすぎません。終りではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方は不完全な理解力で判断しておられます。その時点においては善でありその時点においては悪だと言っているにすぎません。それはあなただけに当てはまる考え方です。あなたと何の関わりもなければまた別の判断をなさいます。とにかく神は全存在に宿っております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【では神は地震にも責任を負う訳ですか―】神は法則です。万物を支配する法則です。法則が万物を支配しているのです。宇宙のどこにもその法則の支配を受けないものは存在しません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地震、嵐、稲妻―こうしたものの存在が地上の人間の頭脳を悩ませている事は私も承知しております。しかしそれらもみな宇宙の現象の一部です。天体そのものも進化しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
この天体上で生を営んでいる生命が進化しているのと同じです。物質の世界は完全からは程遠い存在です。そしてその完全はいつまでも達成される事はありません。より高く、あくまでも高く進化していくものだからです。

使命遂行の唯一のルートを拒絶した事で、僕は地上での使命遂行不能となり、つまり残るカードは一つ「帰幽」という事になりました。霊界の方々は僕にタネ蒔きを続けて欲しい、でも僕は一日でも早く帰幽したい。ずっとこの正反対の状況の中で僕の帰幽は何度も×100 延期されて今に至るのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【という事は神も進化しているという事でしょうか―】そうではありません。神は法則でありその法則は完璧です。しかし物質の世界に顕現している部分は、その“顕現の仕方”が進化の法則の支配を受けます。忘れてならないのは地球も進化しているという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地震も雷も進化のしるしです。地球は火焔と嵐の中で誕生し、今なお完成へ向けて徐々に進化している最中です。日没と日の出の美しさ、夜空のきらめく星座、楽しい小鳥のさえずりは神のもので、嵐や稲妻や雷鳴や大雨は神のものではないなどと言う事は許されません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
全ては神の法則によって営まれている事です。それと同じ寸法であなた方は、神が存在するならばなぜ他人に害を及ぼすような邪悪な人間がいるのかとおっしゃいます。しかし人間各個に自由意志が与えられており、魂の進化とともにその活用方法を身につけてまいります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊的に向上しただけ、それだけ多くの自由意志が行使できるようになります。あなたの現在の霊格があなたの限界という事です。しかし、あなたも神の分霊である以上、人生のあらゆる困難、あらゆる障害を克服していく事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊は物質に優ります。霊が王様で物質は召使です。霊が全てに君臨しております。全生命のエッセンスです。つまり霊は生命であり、生命は霊なのです。【神という存在はその神がこしらえた宇宙とは別個に存在するのでしょうか―】いえ、宇宙は神の反映です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神が即ち宇宙組織となって顕現しているのです。ハエに世の中の事が分るでしょうか。魚が鳥の生活を理解できるでしょうか。犬が人間のような理性的思考ができるでしょうか。星が虚空を理解できるでしょうか。全ての存在を超えた神を人間が理解できないのは理の当然です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかしあなた方は魂を開発する事によって、ひとことも語らずとも、魂の静寂の中にあってその神との直接の交わりをもつ事ができるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その時は神とあなたとが一つである事を悟られます。それは言葉では言い表せない体験です、あなたの、そして宇宙の全ての魂の静寂の中においてのみ味わえるものです。

今日の幽体離脱で、超巨大な会場で式典のようなものが行われ、誰かの何かを超巨大表彰状(エーテル質の紙)にて表彰してましたが詳細は反芻できず。式典が長時間すぎて僕は眠っちゃいました(笑)とてつもない広大な会場、観客席が幾重にも重なり、僕はその最上階付近で会場全体を眺めてました(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【霊が意識をもつ個的存在となるためには物質の世界との接触が必要なのでしょうか―】そうです。意識を獲得するためには物的身体に宿って誕生し、物的体験を得なければなりません。物matterから霊spiritへと進化していくのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
つまり物的身体との結合によって、物的個性を通して自我を表現する事が可能となります。霊は物に宿る事によって自我を意識するようになるのです。【となると神は我々を通じて体験を得ているという事でしょうか―】そうではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたの進化が既に完全であるものに影響を及ぼす事はありません。【でも我々は神を構成する分子です。部分の進化は全体に影響を及ぼすのではないでしょうか―】それはあなた方を通じて顕現されている部分に影響を及ぼすだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それ自体も本来は完全です。が、あなた方一人一人を通じての顕現の仕方が完全ではないという事です。霊それ自体はもともと完全です。宇宙を構成している根源的素材です。生命の息吹です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それがあなた方を通じて顕現しようとしているのですが、あなた方が不完全であるために顕現の仕方も不完全なのですあなた方が進化するにつれて完全性がより多く顕現されてまいります。あなた方自身であるところの霊が顕現する身体(幽体、霊体)を発達させているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【霊が自我を表現する身体にも様々な種類があるという事でしょうか―】そういう事です。法則は完全です。しかしあなたは不完全であり、従って完全な法則があなたを通して働けないから、あなたを通して顕現している法則が完全でないという事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたが完全へ近づけば近づくほど、完全な法則がより多くあなたを通して顕現する事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
こう考えてみてください。光と鏡があって、鏡が光を反射している。鏡がお粗末なものであれば光の全てを反射させる事ができない。その鏡を磨いてより立派なものにすれば、より多くの光を反射するようになります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
要するに、全ての存在がより一層の顕現を求めて絶え間なく努力しているのです。前に私は、原石を砕きながらコツコツと宝石を磨いているのが人生だと申上げたつもりです。原石はいらない、宝石だけくれ、というムシのいい話は許されません。

今日はインスピレーションもたくさん降って来ました。その中に、巨大な紙のリストがピラッて開かれるとそこに膨大な数の日本人の名前がびっしり書かれていた、というイメージがありました。ひょっとしてあの膨大な数の名前は、僕が蒔いたタネを受取って書籍を手にした人の名前なのではないかと…(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【でも各自にとって良いもの悪いものの概念があるのではないでしょうか―】それはその時点での話にすぎません。進化の途上において到達した一つの段階を表現しているだけです。魂がさらに向上すればその概念を捨ててしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
不完全な道具を通して完全な法則が顕現しようとして生じた不完全な考えであった訳です。全てが大切だと申し上げるのはそこに理由があります。【それでは神は原初においては善ではなかったという事でしょうか―】私は原初の事は何も知りません。終末の事も何も知りません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
知っているのは神は常に存在し、これからも常に存在し続けるという事だけです。神の法則は完璧に機能しております。つまり今の譬え話で申上げた通り、あなたは完全な光をお持ちです。ですがそれを磨きの悪い鏡に反射させれば完全な光は返ってきません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それを、光が不完全だ、光は悪だとは言えないでしょう。まだ内部の完全性を発揮するまでに進化していないというに過ぎません。地上で“悪”と呼んでいるものは不完全な段階で神を表現している“不完全さ”を意味するに過ぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【創造力をもつ存在は神と呼ぶ唯一の存在のみで我々には何一つ創造する力は無いと考えてよいでしょうか―】神は無窮の過去から存在し未来永劫に存在し続けます。全生命が神であり神は全生命です。ならばあなた方に何が創造し得ましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし魂が進化すれば進化するほど宇宙をより美しく完成させていく事ができます。進化の程度が未熟であるほど宇宙における位置が低いという事になります。(訳者注―“宇宙をより美しく完成させていく事ができる”とは神の創造の大業に参加できるという事である。―)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(『霊訓』にも『ベールの彼方の生活』にもその趣旨の事が述べられているが、マイヤースは『個人的存在の彼方』の中でこれを“創造された者が創造する側にまわる。そこに生命と宿命の秘密が存在する”と表現している。)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【愛の神が人間の最低の感情の一つである憎しみの中にも存在するという事が理解できないのですが―】それはいまだに神というものを人間的存在と考える概念から抜け切っていないからです。神とは法則なのです。法則が全てのものを維持し保持し顕現させているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神は愛を通してのみ働くのではありません。憎しみを通しても働きます。晴天だけでなく嵐も法則の支配を受けます。健康だけでなく病気を通しても働きます。晴天の日だけ神に感謝し、雨の日は感謝しないものでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
太古の人間は神というものを“自分たちの考える善性”の権化であらしめたいとの発想から(その反対である)悪魔の存在を想定しました。稲妻や雷鳴の中に自分たちの想像する神のせいにしたくないものを感じ取ったのと同じです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神は法則なのです。全生命を支配する法則なのです。その法則を離れては何も存在できません。これは私が繰り返し説いている事です。あなた方が憎しみと呼んでいるものは未熟な魂の表現にすぎません。その魂も完全な法則の中に存在しておりますが、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―現段階においては判断が歪み、正しく使用すれば愛となるべき性質を最低の形で表現しているまでの事です。愛と憎しみは表裏一体です。愛という形で表現できる性質は憎しみを表現する時に使用する性質と同じものなのです。人生は常に比較対照の中で営まれています。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
たとえばもし日向にばかりいたら日光の有難さは分らないでしょう。時には曇りの日があるから太陽の有難さが分るのです。人生も同じです。苦しみを味わえばこそ幸せの味が分るのです。病気になってみてはじめて健康の有難さが分るのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
病気にさせるものがあなたを健康にもするのです。愛させるものが憎ませもするのです。全ては神の法則の中で表現されています。それが人生のあらゆる側面を支配しているのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【例えば悪を憎むためには当人が憎しみという要素を持っている事が必要となるのでは、我々は憎む事を学ぶべきだという事にならないか、といった主旨の事を述べた。すると―】私はそのような考え方はしません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は悪とは同じエネルギーの用途を誤っている事だから許すべきではないという考え方をとります。あなた方が悪い奴らと思っている人間は未熟な人間という事です。その人たちが表現しているエネルギーは成長と改善のためにも使用できるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
自分から“悪人になってやろう”“利己主義者になってやろう”と思って悪人や利己主義者になる人間は滅多にいるものではありません。“悪い人間”というのは霊的成長における幼児なのです。聞き分けのない子供みたいなものです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
目に見え手に触れるものだけが全てだと考え、従って物的世界が提供するものを全て所有する事によってしか自分の存在を主張できない人間なのです。利己主義とは、利他主義が方角を間違えたにすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
善なるもの、聖なるもの、美なるもの、愛、叡智、その他人生の明るい側面だけに神が宿っているかに考える旧式の思想は棄てなければいけません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神の表現をそのように限定すれば、もはや絶対神が絶対でなくなります。それは条件付の神、限定された霊となります。絶対神の本質は無限、全智、全能、不可変、不易であり、それが法則となって絶え間なく機能しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神を、右手にナザレのイエスを従えて玉座に坐している立派な王様のように想像するのはそろそろやめなければなりません。それはもはや過去の幼稚な概念です。宇宙全体―雄大な千変万化の諸相の一つ一つに至るまで絶対的な法則が支配しているのです。神とは法則の事です。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【この問答がサイキックニューズ紙に掲載されるとすぐに反響があった(交霊会はいつも週末に催され、その記事はすぐ翌週に掲載された―訳者)読者からの批判的な手紙が読上げられるのを聞き終ったシルバーバーチはこう答えた―】困りました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そうした方たちは永い間神とは善なるものにのみ存在すると教え込まれてきているからです。神とは一個の人間、誇張された人間であるかに想像し、人間から見て良くないもの、親切とは言えないもの、賢明でないものは所有して欲しくないというにすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし神は人間的存在ではありません。法則なのです。それが全生命を支配しているのです。法則なくしては生命は存在しません。法則がすなわち霊であり、霊がすなわち法則なのです。それは変えようにも変えられません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そこが理解できない人にとっては色々と疑問が生じるでしょうが、成長とともに理解力も芽生えてきます。神が善なるものを与え悪魔が邪なるものを与えるという論法ではラチがあきません。ではその悪魔は誰が拵えたのかという古くからのジレンマにまたぞろ陥ってしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【悪魔はキリスト教が生み出したのでしょう?―】そうです。自分たちから見て悪と思えるものを何とか片付けるためにはそういうものを発明しなければならなかったのです。悪も進化の過程の一翼を担っております。改善と成長、絶え間なく向上せんとする過程の一つなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間にとって悪に思え苦痛に思えるものも進化の計画に組み込まれた要素なのです。痛みがなければ健康に注意させる警告がない事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
暗闇が無ければ光もありません。悪が無ければ善もありません。地上にもし悪が存在しなければ、何を基準に善を判断するのでしょうか。改めるべき間違い、闘うべき不正が存在しなければ、人間の霊はどうやって成長するのでしょう。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【いつの世にもその時点での人類の進化の段階から見て不正と思えるものが存在するという事でしょうか―】そういう事です。進化の階段を登れば登るほど改めるべきものを意識するようになるものだからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私が進化は永遠ですと言い、宇宙には始まりも終りもありませんと申上げるのはそのためです。向上の道に終点はありません。無限に続くのです。それぞれの段階がそれまでの低い段階への勝利の指標にすぎません。が低いものが無ければ高いものも有得ない事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人生は一本調子ではありません。光と蔭、晴天と嵐、喜びと悲しみ、愛と憎しみ、美と醜、善と悪の双方が揃わなくてはなりません。人生はそうした比較対照を通じてのみ理解できるものだからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
闘争、奮闘、逆境の克服を通してはじめて神性を宿した人間の霊が芽を出し、潜在する様々な可能性が発揮されるのです。そういう摂理になっているのです。私がそう定めたのではありません。私はただそれを自ら身に修める努力をしてきて今それを皆さんにお教えしているだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間的存在としての神は人間がこしらえた概念以外には存在しません。人間的存在としての悪魔も人間が発明した概念以外には存在しません。黄金色に輝く天国も火焔もうもうたる地獄も存在しません。そうしたものは全て視野を限られた人間の想像的産物にすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神は法則なのです。それさえ理解すれば人生の最大の秘密を学んだ事になります。なぜなら世の中が不変にして不可変、全智全能の法則によって治められている事を知れば、絶対的公正が間違いなく存在し宇宙の創造活動の大機構の中で一人として忘れ去られないと知るからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
だからこそ全てが知れるのです。だからこそ何一つ手落ちというものがないのです。だからこそ人生のあらゆる側面が宇宙の大機構の中にあって然るべき位置を占めているのです。だから何一つ見逃される事がないのです。いかに些細な事でも、いかに巨大な事でも。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
全てが法則の枠内の収められているからです。全てが法則だからです。存在を可能ならしめている法則なくしては何一つ存在できないのが道理です。法則が絶対的に支配しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間に与えられている自由意志が混乱を引起こし法則の働きを正しく見えなくする事はあっても法則は厳然と存在しますし、また機能してもらわなくては困ります。私はキリスト教の神学は人類にとって大きな呪いであったと思っていますが、その呪われた時代も事実上終りました。

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10章 二人の幼児と語る

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【サークル正式メンバーではないがシルバーバーチの“お友達”として毎年クリスマスが近づくと交霊会に招待されてシルバーバーチと楽しい語らいを持っている子供がいる。ルース(女児)とポール(男児)の二人で共に心霊ジャーナリストのP・ミラー氏のお子さんである―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【これから紹介するのはそのミラー氏がサイキックニューズ紙に発表したその日の交霊会に関する記事である。まずシルバーバーチが次のような祈りの言葉を述べた―】神よ、何とぞ私たちにあなたの愛、あなたの叡智、あなたの慈悲を知る力を授けたまえ。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
素朴さと無邪気さの中にあなた近づき、童子のごとき心をもつ者のみに示される真理を悟らしめ給わん事を。あなたは不変にして、しかも変転極まりなき大自然の栄光の中のみならず童子の無邪気さの中にも顕現しておられるからでございます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そして二人に向かい、あたかも慈父のごとき口調で目にこそ見えなくてもたびたび二人の家を訪れている事を述べ、さらに―】私はあなたたちと遊んでいるのですよ。妖精や天使と一緒に、そして特にあなたたちに霊の世界の素晴らしさを教えようとしている人たちと一緒に、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―あなたたちのお家を訪れているのですよ。【と述べた。すると最近になって霊視力が出はじめたルースが寝室で見かける“光”は何かと尋ねた。ポールもルースと一緒にいる時に同じものを見かける事がある。―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【シルバーバーチはそれが妖精と天使が見せてくれているものである事を説明してからルースに向って―】あの光はその妖精たちが携えてくる“守護の光”で、あなたたちを取巻いております。【と述べ今度はポールに向って―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊の世界には地上で遊ぶチャンスが与えられないうちに連れて来られた子供がそれはそれは沢山いるのです。そういう子供たちをあなたたちと遊ばせるために連れ戻す事があります。あなたたちとの遊びを通してまだ一度も体験した事のないものを得る事ができるのです。

シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「レッドマンのこころ」です。これを読んでインディアンの方々が超トレイルランナーだと知りました☆超人的体力で山野を爆走、馬も追いつけないほど足が強靭☆しょぼいトレイルランナーの僕にとってインディアンの方々は憧れの的なのです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ルースがシルバーバーチに霊界からお話をしに戻って来てくれる事にお礼を言うとシルバーバーチは―】いえいえ、あなたたちこそ私の話を聞きに来てくれてありがとう。こうしてお話をしに来る事によって私は、皆さんが私のお話から得られる以上のものを頂いているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
お二人の心には私の本当の住処である高い境涯の純粋さが反映しております。その純粋さは地上近くで仕事をしている霊にとって、とても大切なものです。それをお二人の心の中に見つけて、いつも慰められております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ルース「霊界のお友達に会いに戻られるのは楽しいですか」―】もちろん楽しいですとも、ルースちゃんがもしお家から遠く離れて暮らし永い事お父さんお母さんに会わずにいたら、いよいよお家へ帰る事になったと聞かされた時は嬉しくないですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はもうすぐ“多くの住処”のある私の本当の“父の家”に帰って(※)そこで大勢の私の愛する霊、私を愛してくれてる霊、私にこの使命を授けて下さった霊と会う事になっております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ですが、それは人生の旅を理解するための知識を必要としている地上のさらに大勢の人たちのお役に立つための力を頂くためです。(※ヨハネ14・2“わが父の家には住処多し”―霊界にもさまざまな生活の場があるという事。―訳者)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ルース「私も妖精を見るのが楽しみです」―】そういう楽しみを授かった事を感謝しなくてはいけませんよ。何も感じない人が大勢いるのですから。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
☆【ここで二人が霊媒のひざに座ってシルバーバーチに口づけさせて欲しいと言う。それが終ると今度は霊界について何か楽しい話をして欲しいと頼んだ。するとシルバーバーチは、―】

皆さん、イエス様は地上人類に霊的知識が広がる事を切に切に願っておられます。僕というしょぼいチャンネルを介して強烈に御意志を示されておられます。どうでしょう、シルバーバーチを始めとした霊関連書籍に目を通してみませんか?僕たちはそろそろ大切な霊的真理に目覚めてもいいと思うんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊界にも広い広い動物の王国がある事をご存知ですか。そこでは動物界のあらゆる種類が―動物も小鳥も―襲ったり怖がったりする事なく一緒に暮しております。ライオンが小羊と並んで寝そべってもケンカもせず“えじき”になる事もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
美しい花園も沢山あります。そこに咲いている花々はそれぞれの種類に似合った色彩、濃さ、形をしています。地上では見られない色彩が沢山あります。また美しい湖、山々、大きな川、小さな川、豪華な羽毛と目の覚めるような色彩をした小鳥が沢山います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
昆虫もきれいな種類のものが沢山おります。地上で見かけるものよりは変異しています。(物質界という)さなぎの段階を通過して本当の美しい姿を見せているからです。【ポール「地上でもし小羊がライオンの側に寝そべったら丸ごと食べられてしまいます」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地上の事ではありませんよ。こちらの世界のお話ですから大丈夫です。【ルース「シルバーバーチさんのお家はきれいでしょうね」―】それはそれは美しくて、とても言葉では言い表せません。絵描きさんが描こうとしても全部の色合いを出す絵の具が地上にはありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
音楽でその美しさを表そうにも、地上の楽器では出せない音階があります。“マーセルおじさん”―シルバーバーチの肖像画を描いた心霊画家のマーセル・ポンサン氏でその日も出席していた―に聞いてご覧なさい。あの人は絵描きさんです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
時おりインスピレーションで見ている霊界の美しさを描く絵の具が無いとおっしゃるはずですよ。【ルース「寝ている間に霊界へ行った事を憶えていないのですけど…」―】大きな精神で体験した事が人体の小さな脳に入りきれないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ポール「シルバーバーチさんは英語がはっきり話せるのですね」(普段のバーバネルよりもっとゆっくりと、そして一語一語はっきりと発音してしゃべる―訳者)―】その事を有難いと思っています。こうなるまでにずいぶん永い時間が掛りました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ポール君がおしゃべりできるようになるのとほぼ同じくらいの年数がいりました。このぎこちない地上の言葉を話すために私はずいぶん練習しました。私の世界ではそんな面倒がいりません。言葉はしゃべらないのです。こちらは思念の世界です。あるがままが知れてしまうのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ポール「ウソをついても知られないようにする事ができますか」―】ウソというのが存在できないのです。神さまの摂理をごまかす事はできないからです。あるがままの姿が映し出されるのです。見せかけもごまかしも全部剥ぎ取られ、そのままの姿がみんなに見られるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
でも、それを怖がるのは自分の事しか考えない人たちだけです。【ルース「今イエスさまが話そうと思えば霊媒を通じて話す事ができますか」―】いいえ。イエスさまは王様が家来の者を使うように私たちを使っていらっしゃいます。私たちはイエスさまの使節団なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスさまのお考えを地上の人たちに伝え、地上の人たちの考えをイエスさまにお伝えするのです。でもイエスさまの霊はいつも私たちとともにあります。決して遠くにいらっしゃるのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
前にもお話した事がありますが、私がイエスさまのところに行く時は―もうすぐ参りますが―ルースとポールという名前の二人の良い子の考えと言葉と愛とを携えて参ります。ご存知のようにイエスさまは子供が大好きなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【二人がこの言葉の意味を考えている少しの間沈黙が続いた。やがてルースが言った。ルース「霊や妖精がいる事を信じる事が出来て嬉しいです。いつまでも信じていたいと思います」―】そうですとも。その信仰を忘れてはいけませんよ。人に笑われても気にしてはいけません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
こんな素敵な信仰がもてて幸せだなぁと、それだけを思っていればよろしい。それを笑う人は何も知らないのです。【こう述べてからシルバーバーチはサークルメンバーに「この子は心の中で妖精を見たいという念をしきりに抱いているので、」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「今見せてあげようとしているところです」と述べ、妖精はバイブレーションが高いので普通の人間の目には見えないけど、いつか皆さんにも(物質化して)お見せできるでしょうと言った。ここで私(ミラー)が誰か私の友人が来ていますかと尋ねるとシルバーバーチは―】

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
人間というのは面白いですね。よくそういう質問をなさいますが愛のつながりのある人はいつもそばにいてくれるのです。決して遠くへ行ってしまうのではありません。皆さんは肉体という牢に閉じ込められているからそれに気づかないだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
霊の世界には時間もありませんし距離もありません。意識の焦点を合わせさえすればいいのです。私はこれから遠くへ参りますが、相変らずここにいると言ってもいいのです。この問題はここでは深入りしないでおきましょう。二人の子供が混乱しますから。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ポール「ぼくたちはどのようにして物事を思い出すのでしょうか」―】一つの事を知ると、それは“記憶の部屋”にしまわれます。そしてその知識が必要になると知りたいという欲求がテコになって(タイプライターのキーのように)その知識を引出します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
すると記憶が蘇ってきて使用されるのを待ちます。使用されるとまた記憶の部屋へ戻っていきます。一度学んだ事は決して失われません。一たん憶えた事は決して忘れません。【ルース「じゃ、あたしたちが考えている事が全部そちらで分るのですか」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
親しい間柄の霊には分ります。人間の心の中は開いた本のようなものです。親しい人にはみな読取れます。親しくない人には分りません。近づけないからです。【ルース「あたしはシルバーバーチさんが大好きです。どう説明してよいか分らないくらい好きです」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―と言ってポールと一緒に霊媒の顔をじっと見つめた―】私だってルースちゃんとポール君が大好きですよ。この気持は愛の大中心から来る愛、世界全体を支配している愛、宇宙全体を動かしている愛、全部の生命を優しく抱きしめ、たった一人の子供も、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―どこにいようと何をしようと絶対に見放す事のない愛と同じものなのです。それが、宇宙が始まる前から、そして宇宙が終った後も、永遠に霊を一つに結びつけるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それは永遠に変る事のない神さまの愛であり、愛の神さまです。その愛の心をお二人が出すたびに神さまの心が発揮され、宇宙の創造の仕事が続けられるのを助ける事になるのです。【この対話にサークルの全員が涙を流した。―】

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【続いて話題がシルバーバーチのインディアンとしての地上時代の生活に移った。まず山のふところでの“水”に左右された生活の様子を語った。その生活は素朴で、現代文明にありがちな問題やせかせかしたところがなかった事、―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【日が暮れると子供の霊がやって来て、良い子はもう寝る時間ですよと告げてくれた事、寝入ると霊の世界へ遊びに行った事などを話して聞かせた。そして最後にこう述べた―】ではもう一つだけお話してお別れする事にいたしましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は間もなく地上を離れ、いくつもの界を通過して私の本当の住処のある境涯へ行き、そこで何千年もの間知り合っている人たちとお会いします。地上のために働いている人たちばかりです。しかもたびたび苦しい思いをさせられています。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はこれからそこへ行って、かつて身につけた霊力を取戻してきます。そこへ行って私はこれから先の計画を教えて頂き、これまでに私が仰せつかった仕事をやり遂げているかどうか、どこまで成功しどこが失敗したか、それを次の機会にやり直せるかどうかをお聞きします。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それからみんなで揃って大集会に出席して、そこであなたたちがイエスさまと呼んでいる方とお会いします。するとイエスさまは美しさと優しさと理解と同情にあふれたお言葉を掛けて下さいます。その時私たちは神さまのマントで包まれます。愛の衣で包まれます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そして神さまの尊い力で身を固めて一人一人に授けられた新しい使命に向かって出発します。お二人のような子供から“シルバーバーチさんが大好き”と言われるごとに私は“ああ良かった”と思います。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なぜなら私たちの仕事は愛を得てはじめて成遂げられるものであり、愛の反応を見出してはじめて仕事がうまく行っている事を知るからです。どうかその天界の光が皆さんの毎日の生活に反映される事を祈ります。神の恵みがいつも皆さんとともにある事を祈ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ここにおいでの皆さんは今まさに神が託した霊団の保護の下にいらっしゃいます。【かくして二人の子供にとってその年で最高の一日が終った。霊媒が意識を取戻して普段のバーバネルに戻り、二人に語りかけると、二人は驚いた様子で見つめていた。―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そして娘のルースは私に抱きつき、涙を流しながら言った―“シルバーバーチさんとお友だちになれて、あたし、ほんとにしあわせよ”と。】

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11章 青年牧師との論争

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【ある時メソジスト教派(※)の年次総会が二週間にわたってウェストミンスターのセントラルホールで開かれ活発な報告や討論がなされた。が、その合間での牧師たちの会話の中でスピリチュアリズムの事がしきりにささやかれた―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【※メソジストはジョン・ウェスレーという牧師が主唱し弟のチャールズと共に一七九五年に国教会から独立して一派を創立したキリスト教の一派で、ニューメソッドつまり新しい方式を提唱している事からその名があるが基本的理念においては国教会と大同小異と見てよい―訳者】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【その事で関心を抱いた一人の青年牧師がハンネン・スワッハーを訪ね一度交霊会というものに出席させてもらえないかと頼んだ。予備知識としてはコナン・ドイルの「新しい啓示」という本を読んだだけだという。が、スワッハーは快く招待する事にし、―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
「―明日の晩の交霊会にご出席ください。その会にはシルバーバーチと名告る霊が入神した霊媒の口を借りてしゃべります。その霊と存分に議論なさるがよろしい。納得のいかないところは反論し、分らないところは遠慮なく質問なさる事です。そのかわり後でよそへ行って―」

『シルバーバーチの霊訓⑤』
「―十分な議論がさせてもらえなかったといった不平を言わないで頂きたい。質問したい事は何でも質問なさって結構です。その会の記録はいずれ活字になって出版されるでしょうが、お名前は出さない事にしましょう。そうすればケンカになる気遣いもいらないでしょう―」

『シルバーバーチの霊訓⑤』
「―最もあなたの方からケンカを売られれば別ですが」【という案内の言葉を述べた。さて交霊会が始まるとまずシルバーバーチがいつものように神への祈りの言葉を述べ、やおらその青年牧師に語りかけた―】この霊媒にはあなた方のおっしゃる“聖霊”の力が漲っております。

屠殺場に入れられ恐怖に慄く動物たちの脳天に一撃を加え首を切り胴体を吊るし何年も冷凍保存される。僕たちの周りに流通している「食肉」がどういう経緯でそこに陳列されてるかを遡って考えて頂きたいのです。「ペットは死後も生きている」に屠殺された動物たちの霊界での様子が紹介されてます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
それがこうして言葉をしゃべらせるのです。私はあなた方のいう“復活せる霊”の一人です。(訳者注―聖霊というのはキリスト教の大根幹である三位一体説すなわち父なる神キリスト、子なる神イエス、そして精霊が一体であるという説の第三位にあるが、―)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(―スピリチュアリズム的に見ればその三者を結びつける根拠はない。キリスト教とスピリチュアリズムの違いは実にそこから発している。シルバーバーチもその点を指摘しようとしている)【牧師「死後の世界はどういう世界ですか」】あなた方の世界と実によく似ております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ただしこちらは結果の世界であり、そちらは原因の世界です。(訳者注―スピリチュアリズムでは霊界が原因の世界で地上は結果の世界であるといっているが、それは宇宙の創造過程から述べた場合の事で、ここではシルバーバーチは因果律の観点から述べ、―)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(―地上で蒔いたタネを霊界で刈取るという意味で述べている)【牧師「死んだ時は恐怖感はありませんでしたか」】ありません。私たちインディアンは霊覚が発達しており、死が恐ろしいものでない事を知っておりましたから。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたが属しておられる宗派の創立者ウェスレーも同じです。あの方も霊の力に動かされておりました。その事はご存知ですね。【牧師「おっしゃる通りです」】ところが現在の聖職者たちは“霊の力”に動かされておりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
宇宙は究極的には神とつながった一大連動装置によって動かされており、一番低い地上の世界も、あなた方のおっしゃる天使の世界とつながっております。どんなに悪い人間もダメな人間も、あなた方のいう神、私のいう大霊と結ばれているのです。

僕には既に地上的願望はありません。僕の願いはただ一つ。帰幽して霊界にて思念描画に突入する、ただそれだけです。ここまで知る事ができた僕はもう地上にて絵で大成する事などまるで眼中になく、地上的な陳腐な表現を遥か遥か超えた霊界での壮大な芸術的表現を心の底から堪能したいだけなんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「死後の世界でもお互いに認識し合えるのでしょうか」】地上ではどうやって認識し合いますか。【牧師「目です。目で見ます」】目玉さえあれば見えますか。結局は霊で見ている事になるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「その通りです。私の精神で見ています。それは霊の一部だと思います」】私も霊の力で見ています。私にはあなたの霊が見えるし肉体も見えます。しかし肉体は影にすぎません。光源は霊です。【牧師「地上での最大の罪は何でしょうか」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
罪にもいろいろあります。が最大の罪は神への反逆でしょう。【ここでメンバーの一人が「その点を具体的に述べてあげてください」と言うと】神の存在を知りつつもなおそれを無視した生き方をしている人々。そういう人々が犯す罪が一番大きいでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【別のメンバーが「キリスト教ではそれを“聖霊の罪”と呼んでおります」と言うと】あの本(聖書)ではそう呼んでいますが要するに霊に対する罪です。【牧師「“改訳聖書”をどう思われますか。“欽定訳聖書”と比べてどちらがいいと思いますか」】文字はどうでもよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いいですか。大切なのはあなたの行いです。神の真理は聖書だけでなく他のいろんな本に書かれています。それから人のために尽そうとする人々の心には、どんな地位の人であろうと誰であろうとどこの国の人であろうと立派に神が宿っているのです。それこそ一番立派な聖書です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「改心しないまま死んだ人はどうなりますか」】改心とはどういう意味ですか。もっと分りやすい言葉でお願いします。【牧師「例えばある人間は生涯を良くない事ばかりしてそのまま他界し、ある人は死ぬ前に反省します。両者には死後の世界でどんな違いがありますか」】

現在の僕の使命遂行は言わばロスタイムみたいなものです。僕は地上での試練をクリアして帰幽のメッセージを果てしなく受取っていたのです。本当ならとっくに地上を去ってたはずなんです。イエス様の怒涛の連続顕現さえなければ。とは言え光栄にも使命を賜った以上やれる限り撃ちまくる覚悟です(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方の本(聖書)から引用しましょう。“蒔いたタネは自分で刈取る”のです。これだけは変える事ができません。今のあなたそのままを携えてこちらへ参ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
自分はこうだと信じているもの、人からこう見てもらいたいと願っていたものではなく、内部のあなた、真実のあなただけがこちらへ参ります。あなたもこちらへお出でになれば分ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そう言ってからシルバーバーチはスワッハーの方を向いて、この人には霊能があるようだと述べ「なぜ招待したのですか」と尋ねるとスワッハーは「いや、この人の方から訪ねて来られたものですから」と答えた。するとシルバーバーチは再びその牧師に向って―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
インディアンが聖書の事をよく知っていて驚いたでしょう。【牧師「よくご存知のようです」】【別のメンバー「三千年前に地上を去った方ですよ」と口添えした】【牧師はすぐに年代を計算して「ダビデをご存知でしたか」と尋ねた。ダビデは紀元前千年頃のイスラエルの王である】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は白人ではありません。レッドインディアンです。米国北西部の山脈の中で暮していました。あなた方のおっしゃる野蛮人という訳です。しかし私はこれまで西洋人の世界に三千年前の我々インディアンより遥かに多くの野蛮的行為と残忍さと無知とを見てきております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今なお物質的豊かさにおいて自分たちより劣る民族に対して行う残虐行為は、神に対する最大級の罪の一つと言えます【牧師「そちらへ行った人はどんな風に感じるのでしょう。やはり後悔の念を強く感じるのでしょうか」】一番残念に思う事はやるべき事をやらずに終った事です。

僕たちは国家、民族の別なく、全員が等しく神性の火花を与えられた、神を共通の親とする霊的同胞、霊的兄弟なのです。この理解が世界中に行き渡れば、現在地上に蔓延する数々の諸問題が解消されます。地上天国の到来を早めるのも遅らせるのも僕たち一人一人の理解力、悟りの程度に掛っています(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたもこちらへお出でになれば分ります。きちんと成遂げた事、やるべきだったのにやらなかった事、そうした事が逐一分ります。逃してしまったチャンスが幾つもあった事を知って後悔する訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「キリストへの信仰をどう思われますか。神はそれを嘉納されるでしょうか。キリストへの信仰はキリストの行いに倣う事になると思うのですが」】主よ、主よ、と何かというと主を口にする事が信仰ではありません。大切なのは“主の心に叶った行い”それが全てです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
口にする言葉や心に信じる事ではありません。頭で考える事でもありません。実際の行為です。何一つ信仰というものを持っていなくても落込んでいる人の心を元気づけ、飢える人にパンを与え、暗闇にいる人の心に光を灯してあげる行為をすればその人こそ神の心に叶った人です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【列席者の一人がイエスは神の分霊なのかと問うと―】イエスは地上に降りた偉大なる霊覚者だったという事です。当時の民衆はイエスを理解せず、遂に十字架にかけました。いや今なお十字架にかけ続けております。イエスだけでなく全ての人間に神の分霊が宿っております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ただその分量が多いか少ないかの違いがあるだけです。【牧師「キリストが地上最高の人物であった事は全世界が認めるところです。それほどの人物がウソをつくはずはありません。キリストは言いました―“私と父とは一つである。私を見た者は父を見たのである”と」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「これはキリストが即ち神である事を述べたのではないでしょうか」】もう一度聖書を読み返してご覧なさい。“父は私よりも偉大である”とも言っておりませんか。【牧師「言っております」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
また“天に在します我等が父に祈れ”とも言っております。“私に祈れ”とは言っておりません。父に祈れと言ったキリスト自身が“天に在します我等が父”である訳がないでしょう。“私に祈れ”とは言っておりません。“父に祈れ”と言ったのです。

これでもか!これでもか!これでもか!と、徹底的に!徹底的に!霊的知識のタネを蒔いて蒔いて蒔きまくるのです!(ブログ“「霊」関連書籍の総括”参照)「撃って出る」と称して僕が果てしなく行っているこの抜粋内容のどれか一つが、誰かの心の琴線に触れて目が開くきっかけとなる事を信じます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「キリストは“あなたたちの神”と“私の神”という言い方をしております。“私たちの神”とは決して言っておりません。ご自身を他の人間と同列に置いていません」】“あなたたちの神と私”とは言っておりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
“あなたたちは私より大きい仕事をするでしょう”とも言っております。あなた方キリスト者にお願いしたいのは聖書を読まれる際に何もかも神学的教義に合わせるような解釈をなさらぬ事です。霊的実相に照らして解釈しなくてはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
存在の実相が霊であるという事が宇宙の全ての謎を解くカギなのです。イエスが譬え話を多用したのはそのためです。【牧師「神は地球人類を愛するが故に唯一の息子を授けられたのです」と述べてイエスが神の子であるとのキリスト教の教義を弁護しようとする―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスはそんな事は言っておりません。イエスの死後何年もたってから例のニケーア会議でそんな事が聖書に書き加えられたのです【牧師「ニケーア会議?」】西暦三二五年に開かれております。【牧師「でも私が今引用した言葉はそれ以前からあるヨハネ福音書に出ていました」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
どうしてそれが分ります?【牧師「いや歴史にそう書いてあります」】どの歴史ですか【牧師「どれだかは知りません」】ご存知のはずがありません。一体聖書が書かれる、その元になった書物はどこにあるとお考えですか【牧師「ヨハネ福音書はそれ自体が原典です」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いえそれよりもっと前の話です【牧師「聖書は西暦九〇年に完成しました」】その原典になったものは今どこにあると思いますか【牧師「いろんな文書があります。例えば」と言って一つだけ挙げた】それは原典の写しです。原典はどこにありますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師がこれに答えきれずにいると―】聖書の原典はご存知のあのバチカン宮殿に仕舞い込まれて以来一度も外に出された事がないのです。あなた方がバイブルと呼んでいるものはその原典の写しの写しの、そのまた写しなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
おまけに原典にないものまで色々と書き加えられております。初期のキリスト教徒はイエスが遠からず再臨するものと信じて、イエスの地上生活の事は細かく記録しなかったのです。ところがいつになっても再臨しないので、ついにあきらめて記憶を辿りながら書きました。

無名のしょぼい画家の僕でさえここまでの理解度に到達できたのですから、もちろん皆さんにも理解できますとも☆ただやはり霊的現象の体験がないと深い理解は難しいかも知れません。自分の身体で体験してないものをいくら本で読んでも実感が沸きませんものね。でもこれが地上生活の目的なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエス曰く―と書いてあっても実際にそう言ったかどうかは書いた本人も確かでなかったのです。【牧師「でも四つの福音書にはその基本となったいわゆるQ資料(イエス語録)の証拠が見られる事は事実ではないでしょうか」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「中心的な事象はその四つの福音書に出ていると思うのですが…」】私は別にそうした事が全然起きなかったと言っているのではありません。ただ聖書に書いてある事の一言一句までイエスが本当に言ったとは限らないと言っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
聖書に出てくる事象にはイエスが生まれる前から存在した書物からの引用がずいぶん入っている事を忘れてはいけません。【牧師「記録に残っていない口伝のイエスの教えが書物にされようとしていますがどう思われますか」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスの関心は自分がどんな事を述べたかといった事ではありません。地上の全ての人間が神の摂理を実行してくれる事です。人間は教説の事で騒ぎ立て、行いの方を疎かにしています。“福音書”なるものを講義する場に集まるのは真理に飢えた人たちばかりです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスが何と言ったかはどうでもよい事です。大切なのは自分自身の人生で何を実践するかです。地上世界は教説では救えません。いくら長い説教をしてもそれだけでは救えません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神の子が神の御心を鎧として暗黒と弾圧の勢力、魂を束縛するもの全てに立向かう事によって始めて救われるのです。その方が記録に残っていないイエスの言葉より大切です。【牧師「この世になぜ多くの苦しみがあるのでしょうか」】

僕は書籍の抜粋の間にコメントを挟んでますが、これとて僕の言葉ではなく、きっと守護霊様のインスピレーションの賜物だと思うんです。僕たち人間などは想像的能力は殆どなく受信装置でしかないのです。良いアイデアを思いついたと得意になっても実は霊界からのインスピレーションのお陰なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
神の真理を悟るには苦を体験するしかないからです。苦しい体験の試練を経てはじめて人間世界を支配している摂理が理解できるのです。【牧師「苦しみを知らずにいる人が大勢いるようですが…」】あなたは神に仕える身です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
大切なのは“霊”に関わる事であり“肉体”に関わる事でない事くらいは理解できなくてはいけません。霊の苦しみの方が肉体の苦しみより大きいものです。【メンバー「現行制度は不公平であるように思います」】地上での出来事はいつの日か必ず埋合せがあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いつかはご自分の天秤を手にされてバランスを調節する日がまいります。自分で蒔いたものを刈取るという自然法則から免れる事はできません。罪が軽くて済んでる者がいるようにお考えのようですが、そういう事はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたには魂の豊かさを見抜く力がないからそう思えるのです。私がいつも念頭においているのは神の法則だけです。人間の法律は念頭においていません。人間の拵えた法律は改めなければならなくなります。変えなければならなくなります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
が神の法則は決してその必要がありません。地上に苦難がなければ人間は正していくべきものへ注意を向ける事ができません。痛みや苦しみや邪悪が存在するのは、神の分霊であるところのあなた方人間がそれを克服していく方法を学ぶためです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしあなたがそれを怠っているとしたら、あなたをこの世に遣わした神の意図を実践していない事になります。宇宙の始まりから終りまでを法則によって支配し続けている神を、一体あなたは何の資格をもって裁かれるのでしょう。

思わず「小公女セーラ」の原作本購入。現在僕が身を置く状況がセーラと似てるかもって思ったからです。これを読めば僕の考えが甘いと痛感できるかも(考)ただそれを言うなら霊界通信「イエスの少年時代」「イエスの青年時代」を読んだ方がよほど自分の心の弱さ・甘さを痛感できると思いますが(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「霊の世界ではどんな事をなさってるのですか」】あなたはこの世でどんな事をなさっておられますか。【牧師「それは、その、あれやこれや読んだり…それに説教もよくします」】私もよく本を読みます。それに今こうして大変な説教をしております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「私は英国中を回らなくてはなりません」】私の方は霊の世界中を回らなくてはなりません。それに私は天命を全うせずにこちらへ送込まれてきた人間がうろついている暗黒界へも下りて行かねばなりません。それにはずいぶん手間がかかります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたに自覚して頂きたいのは、あなた方はとても大切な立場にいらっしゃるという事です。神に仕える身である事を自認しながら、その本来の責務を果たしていない方がいらっしゃいます。ただ壇上に上がって意味もない話をしゃべりまくっているだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかしあなたが自らを神の手に委ね、神の貯蔵庫からインスピレーションを頂戴すべく魂の扉を開かれれば、いにしえの予言者たちを鼓舞したのと同じ霊力によってあなたの魂が満たされるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そうなる事によって、あなたの働かれる地上の片隅に、人生に疲れ果てた人々の心を明るく照らす光をもたらす事ができるのです。【牧師「そうあってくれればうれしく思います」】いえ、そうあってくれればではなくて事実そうなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はこちらの世界で後悔している牧師にたくさん会っております。皆さん地上での人生を振返って自分が本当の霊のメッセージを説かなかった事、聖書や用語や教説にばかりこだわって実践を疎かにした事を自覚するのです。そしてできればもう一度地上へ戻りたいと望みます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そこで私はあなたのような目覚めかけている牧師に働きかけて、新しい時代の真理を地上にもたらす方法をお教えするのです。あなたは今まさに崩壊の一途を辿っている世界にいらっしゃる事を理解しなくてはいけません。

地上的血縁関係には永続性はありません。永続性のある関係は霊界にこそあり、霊的血縁関係とも言える「類魂(グループソウル)」との関係が緊密になっていき、次第に地上時代の縁が薄れて行きます。家族的情愛はもちろん大事ですが時にそれが進歩の阻害になるという事も知っておく必要があります(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
新しい秩序の誕生―真の意味の天国が到来する時代の幕開けを見ていらっしゃるのです。生みの痛みと苦しみと涙が少なからず伴う事でしょう。しかし最後は神の摂理が支配します。あなた方一人一人がその新しい世界を招来する手助けができるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なぜなら人間の全てが神の分霊であり、その意味で神の仕事の一翼を担う事ができるのです。【その牧師にとって一回目の交霊会も終りに近づき、いよいよシルバーバーチが霊媒から去るに当って最後にこう述べた―】このあと私もあなたが説教をなさる教会へ一緒に参ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたが本当に良い説教をなさった時、これが霊の力だと自覚なさるでしょう。【牧師「これまでも大いなる霊力を授かってまいりました」】祈りはきっと叶えられるでしょう。【以上で第一回の論争が終り続いて第二回の論争の機会がもたれた。引続きそれを紹介する―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「地上の人間にとって完璧な生活を送る事は可能でしょうか。全ての人間を愛する事は可能でしょうか」これが二回目の最初の質問だった】それは不可能な事です。が、そう努力する事はできます。努力する事その事が性格の形成に役立つのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
怒る事もなく、辛く当る事もなく、腹を立てる事もないようではもはや人間ではない事になります。人間は霊的に成長する事を目的としてこの世に生まれてくるのです。成長また成長と、いつまでたっても成長の連続です。それはこちらへ来てからも同じです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「イエスは“天の父の完全である如く汝らも完全であれ”と言っておりますがこれはどう解釈すべきでしょうか」】ですから完全であるように努力しなさいと言っているのです。それが地上生活で目指すべき最高の理想なのです。即ち内部に宿る神性を開発する事です。

僕が果てしなく行っている霊関連書籍の抜粋。これがホンのおふざけだと思われますか。テキスト撃つと僕にお金が入ってくるとでも言うのですか?そんな訳ありません。僕たちは神の火花を宿した永遠の存在であるという事を地上生活中に何としても悟らねばならないんです。ぜひ書籍を手にしましょう(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「私がさっき引用した言葉はマタイ伝第五章の終りに出ているのですが普遍的な愛について述べた後でそう言っております。また“ある者は隣人を愛し、ある者は友人を愛するが、汝らは完全であれ。神の子なればなり”とも言っております」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「神は全人類を愛してくださる。だから我々も全ての人間を愛すべきであるという事なのですが、イエスが人間に実行不可能な事を命じるとお思いですか」】(この質問にシルバーバーチは呆れたような、あるいは感心したような口調でこう述べる)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたは全世界の人間をイエスのような人物になさろうとするんですね。お聞きしますがイエス自身、完全な生活を送ったと思いますか。【牧師「そう思います。完全な生活を送られたと思います」】一度も腹を立てた事がなかったとお考えですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「当時行われていた事を不快に思われた事はあると思います」】腹を立てた事は一度もないとお考えですか。【牧師「腹を立てる事はいけない事であると言われている、それと同じ意味で腹を立てられた事はないと思います」】そんな事を聞いているのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスは絶対に腹を立てなかったかと聞いているのです。イエスが腹を立てた事を正当化できるかどうかを聞いているのではありません。正当化する事なら、あなた方は何でも正当化なさるんですから…。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(ここでメンバーが割って入ってイエスが両替商人を教会堂から追い出した時の話を持ち出した)私が言いたかったのはその事です。あの時イエスは教会堂という神聖な場所を汚す者どもに腹を立てたのです。ムチをもって追い払ったのです。それは怒りそのものでした。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
それが良いとか悪いとかは別の問題です。イエスは怒ったのです。怒るという事は人間的感情です。私が言いたいのはイエスも人間的感情を具えていたという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスを人間の模範として仰ぐ時、イエスもまた一個の人間であった―ただ普通の人間より神の心をより多く体現した人だった、という風に考える事が大切です。分りましたか。【牧師「わかりました」】

生命あるものは人間も動物も植物も全て放射を行ってます。もちろん地球も放射を行ってます。その放射物が高く舞い上がり層を形成して幽界、霊界となり、さらに精錬された放射物が上昇を続けて高級界が形成され、それがどこまでもつながってるのです。霊界も地球の放射物から形成されてるのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はあなたのためを思えばこそこんな事を申上げるのです。誰の手も届かないところに祭り上げたらイエスさまが喜ばれると思うのは大間違いです。イエスもやはり我々と同じ人の子だったと見る方がよほど喜ばれるはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
自分だけ超然とした位置に留まる事はイエスは喜ばれません。人類とともに喜び、ともに苦しむ事を望まれます。一つの生き方の手本を示しておられるのです。イエスが行った事は誰にでもできる事ばかりなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
誰もついていけないような人物だったら、せっかく地上へ降りた事が無駄だった事になります。【(話題が変って)牧師「人間にも自由意志があるのでしょうか」】あります。自由意志も神の摂理の一環です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「時として人間は抑えようのない衝動によってある種の行為に出る事があるとは思われませんか。そう強いられているのでしょうか。それともやはり自由意志で行っているのでしょうか」】あなたはどう思われますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「私は人間はあくまで自由意志をもった行為者だと考えます」】人間には例外なく自由意志が与えられております。ただしそれは神の定めた摂理の範囲内で行使しなければなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これは神の愛から生まれた法則で、神の子の全てに平等に定められており、それを変える事は誰にもできません。その規制の範囲内において自由であるという事です。

現在抜粋中のシルバーバーチ5巻に収録されている「十一章 青年牧師との論争」この章は壮絶です。僕も含め日本人はキリスト教と言われてもピンと来ない人が多いかと思いますが、これを読むと聖職者が十数世紀に亘っていかに人類に過った概念を押付けてきたかが分ります。一読の価値ありです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「もし自由だとすると罪は恐ろしいものになります。悪いと知りつつ犯す事になりますから強制的にやらされる場合より恐ろしい事に思えます」】私に言える事は、いかなる過ちも必ず本人が正さなくてはならないという事、それだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地上で正さなかったら、こちらへ来て正さなくてはなりません。【牧師「感心できない事をしがちな強い性癖を先天的にもっている人がいるとは思われませんか。善い事をしやすい人とそうでない人がいます」】難しい問題です。と申しますのは各自に自由意志があるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
誰しも善くない事をすると内心では善くない事であると気づいているものです。その道義心をあくまでも無視するか否かは、それまでに身につけた性格によって違ってくる事です。罪というものはそれが結果に及ぼす影響の度合に応じて重くもなり軽くもなります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【(これを聞いてすかさず反論した)牧師「それは罪が精神的なものであるという事実と矛盾しませんか。単に結果との関連においてのみ軽重が問われるとしたら心の中の罪は問われない事になります」】罪は罪です。身体が犯す罪、心で犯す罪、霊的に犯す罪、どれも罪は罪です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたはさっき衝動的に罪を犯す事があるかと問われましたが、その衝動はどこから来ると思いますか。【牧師「思念です」】思念はどこから来ますか。【(少し躊躇してから)牧師「善なる思念は神から来ます」】では悪の思念はどこから来ますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「分りません」(と答えているが実際は“悪魔から”と答えたいところであろう。シルバーバーチはそれを念頭において語気強くキリスト教の最大の矛盾をつく―訳者)】神は全てに宿っております。間違った事の中にも正しい事の中にも宿っています。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
日光の中にも嵐の中にも、美しいものの中にも醜いものの中にも宿っています。空にも海にも雷鳴にも稲妻にも神は宿っているのです。美なるもの善なるものだけではありません。罪の中にも悪の中にも宿っているのです。お分りになりますか。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神とは“これとこれだけに存在します”という風に一定の範囲内に限定できるものではないのです。全宇宙が神の創造物であり、そのすみずみまで神の霊が浸透しているのです。あるものを切取って、これは神のものではない、などとは言えないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
日光は神の恵みで、作物を台無しにする嵐は悪魔の仕業だなどとは言えないのです。神は全てに宿ります。あなたという存在は思念を受けたり出したりする一個の器官です。が、どんな思念を受け、どんな思念を発するかは、あなたの性格と霊格によって違ってきます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしあなたがあなたのおっしゃる“完全な生活”を送れば、あなたの思念も完全なものばかりでしょう。が、あなたも人の子である以上あらゆる煩悩をお持ちです。私の言っている事がお分りですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「おっしゃる通りだと思います。ではそういう煩悩ばかりを抱いている人間が死に際になって自分の非を悟り“信ぜよ、さらば救われん”の一句で心に安らぎを覚える場合があるのをどう思われますか。キリスト教の“回心の教義”をどう思われますか」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
良くご存知のはずの文句をあなた方の本から引用しましょう。“たとえ全世界を得ようと己の魂を失わば何の益かあらん”(マルコ8・36)“まず神の国とその義を求めよ。しからばこれらのもの全て汝のものとならん”(マタイ6・33)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
この文句はあなた方はよく“ご存知”ですが果たして“理解して”いらっしゃるでしょうか。それが真実である事、本当にそうなる事、それが神の摂理である事を悟っていらっしゃいますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
“神を侮るべからず。己の蒔きしものは己が刈り取るべし”(ガラテア6・7)これもよくご存知でしょう。神の摂理は絶対にごまかされません。傍若無人の人生を送った人間が死に際の改心でいっぺんに立派な霊になれるとお思いですか。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
魂の奥深くまで染込んだ汚れが、それくらいの事で一度に洗い落とせると思われますか。無欲と滅私の奉仕的生活を送ってきた人間と、わがままで心の修養を一切おろそかにしてきた人間とを同列に並べて論じられるとお考えですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
“すみませんでした”の一言で全てが赦されるとしたら果たして神は公正であると言えるでしょうか。いかがですか。【牧師「私は神はイエス・キリストに一つの心の避難所を設けられたのだと思うのです。イエスはこう言われ…」】お待ちなさい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私はあなたの率直な意見をお聞きしているのです。率直にお答え頂きたい。本に書いてある言葉を引用しないで頂きたい。イエスが何と言ったか私には分っております。私は、あなた自身はどう思うかと聞いているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「確かにそれでは公正とは言えないと思います。しかしそこにこそ神の偉大なる愛の入る余地があると思うのです」】この通りを行かれると人間の法律を運営している建物があります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしその法律によって生涯を善行に励んできた人間と罪ばかりを犯してきた人間とを平等に扱ったら、あなたはその法律を公正と思われますか。【牧師「私は、生涯を真直ぐな道を歩み誰をも愛し正直に生き、死ぬまでキリストを信じた人が…私は―」】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
(ここでシルバーバーチがさえぎって言う)自分がタネを蒔き、蒔いたものは自分で刈取る。この法則から逃れる事はできません。神の法則をごまかす事はできないのです。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「では悪の限りを尽した人間がいま死にかかっているとしたら、その償いをすべきである事を私はどうその人間に説いてやればいいのでしょうか」】シルバーバーチがこう言っていたとその人に伝えてください。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
もしその人が真の人間つまり幾ばくかでも神の心を宿していると自分で思うのならそれまでの過ちを正したいという気持になれるはずです。自分の犯した過ちの報いから逃れたいという気持がどこかにあるとしたらその人はもはや人間ではない、ただの臆病者だとそう伝えて下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「しかし罪を告白するという事は誰にもはできない勇気ある行為だとは言えませんか」】それは正しい方向への第一歩でしかありません。告白した事で罪が拭われるものではありません。その人は善い事をする自由も悪い事をする自由もあったのを敢えて悪い方を選んだ。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
自分で選んだのです。ならその結果に対して責任を取らなくてはいけません。元に戻す努力をしなくてはいけません。紋切型の祈りの言葉を述べて心が安まったとしても、それは自分をごまかしているにすぎません。蒔いたタネは自分で刈取らねばならない、それが神の摂理です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「しかしイエスは言われました“労する者、重荷を背負える者、全て我れに来たれ。汝らに安らぎを与えん”(マタイ11・28)」】“文は殺し霊は生かす”(コリント後3・6)というのをご存知でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方(聖職者)が聖書の言葉を引用して、これは文字通りに実行しなければならないのだと言ってみても無駄です。今日あなた方が実行していない事が聖書の中にいくらでもあるからです。私の言っている事がお分りでしょう。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「イエスは“善き羊飼いは羊のために命を捨つるものなり”(ヨハネ10・11)と言いました。私は常に“赦し”の説を説いています。キリストの赦しを受入れ、キリストの心が自分を支配している事を暗黙のうちに認める者は、」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「それだけでその人生が大きな愛の施しとなるという意味です」】神は人間に理性という神性の一部を植えつけられました。あなた方もぜひその理性を使用して頂きたい。大きな過ちを犯し、それを神妙に告白する―それは心の安らぎにはなるかも知れませんが、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―罪を犯したという事実そのものはいささかも変りません。神の理法に照らしてその歪みを正すまでは罪は相変らず罪として残っております。それが神の摂理なのです。イエスが言ったとおっしゃる言葉を聖書からいくら引用しても、その摂理は絶対に変える事はできないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
前にも言った事ですが聖書に書かれている言葉を全部イエスが実際に言ったとは限らないのです。そのうちの多くはのちの人が書き加えたものなのです。イエスがこうおっしゃったとあなた方が言う時、それは“そう言ったと思う”という程度のものでしかありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
そんないい加減な事をするよりも、あの二千年前のイエスを導いてあれほどの偉大な人物にしたのと同じ霊、同じインスピレーション、同じエネルギーが、二千年後の今の世にも働いている事を知ってほしいのです。あなた自身も神の一部なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その神の温かき愛、深遠なる叡智、無限なる知識、崇高なる真理がいつもあなたを待受けている。何も神を求めて二千年前まで遡る事はないのです。今ここに在しますのです。二千年前と全く同じ神が今ここに在しますのです。その神の真理とエネルギーの通路となる人物、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―(霊媒・霊能者)は今も決して多くはありません。しかし何故にあなた方キリスト者は二千年前のたった一人の霊能者にばかりすがろうとなさるのです。なぜそんな昔のインスピレーションだけを大切になさるのです。なぜイエス一人の言った事に戻ろうとなさるのです。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「私は私の心の中にキリストがいて業をなしていると説いています。インスピレーションを得る事は可能だと思います」】何ゆえにあなた方は全智全能の神を一個の人間と一冊の書物に閉じ込めようとなさるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
宇宙の大霊が一個の人間あるいは一冊の書物で全部表現できるとでもお考えですか。私はクリスチャンではありません。イエスよりずっと前に地上に生を享けました。すると私は神の恩寵に浴する事を許してくださらなかったという事ですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神の全てが一冊の書物の中のわずかなページで表現できるとお思いですか。その一冊が書き終えられた時を最後に神は、それ以上のインスピレーションを子等に授ける事をストップされたとお考えですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
聖書の最後の一ページを読み終った時、神の真理の全てを読み終えた事になるというのでしょうか。【牧師「そうであって欲しくないと思ってます。時おり何かに鼓舞されるのを感じる事があります」】あなたもいつの日か天に在します父の元に帰り、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―今あなたが築きつつある真実のあなたに相応しい住処に住まわれます。神に仕える者としてのあなたに分って頂きたい事は神を一つの枠の中に閉じ込める事はできないという事です。神は全ての存在に宿るのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
悪徳のかたまりのような人間も、神か仏かと仰がれるような人と同じように神とつながっているのです。あなた方一人一人に神が宿っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたがその神の心を我が心とし、心を大きく開いて信者に接すれば、その心を通じて神の力と安らぎとが、あなたの教会を訪れる人々の心に伝わる事でしょう。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「今日まで残っている唯一のカレンダーがキリスト暦(西暦)であるという事実をどう思われますか」】誰がそんな事を言ったのでしょうか。ユダヤ人が独自のカレンダーを使用している事をお聞きになった事はないでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
多くの国が今なおその国の宗教の発生とともにできたカレンダーを使用しております。私は決してイエスを過小評価するつもりはありません。私は現在のイエスがなさっておられる仕事を知っておりますし、―

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―ご自身は神として崇められる事を望んで望んでいらっしゃらない事もよく知っております。イエスの生涯の価値は人間が模範とすべきその生き方にあります。イエスという一個の人間を崇拝する事をやめない限りキリスト教はインスピレーションにはあまり恵まれないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「キリストの誕生日を西洋暦のはじまりと決めたのがいつの事だかよく分っていないのです。ご存知でしょうか」】(そんな事よりも)私の話を聞いてください。数日前、このサークルのメンバーの一人がイングランド北部の町へ行き、大勢の神の子と共に過しました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
高い地位の人たちではありません。肉体労働で暮している人たちで、仕事が与えられると―大抵道路を掘起す仕事ですが、一生懸命働き、終ると僅かばかりの賃金をもらっている人たちです。その人たちが住んでいるのはいわゆる貧民収容施設です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
これはキリスト教文明の恥辱とも言うべき産物です。ところが同じ町にあなた方が“神の館”と呼ぶ大聖堂があります。高く聳えていますから太陽が照ると周りの家はその蔭になります。そんなものが無かった時よりも暗くなっています。これでよいと思われますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【牧師「私はそのダーラムにいた事があります」】知っております。だからこの話を出したのです。【牧師「あのような施設で暮さねばならない人たちの事を気の毒に思います」】あのような事でイエスがお喜びになると思われますか。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
一方にはあのような施設、あのような労働を強いられる人々、僅かな賃金しかもらえない人々が存在し、他方にはお金の事には無頓着でいられる人が存在していて、それでもイエスはカレンダーの事などに関わっていられると思われますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あのような生活を余儀なくさせられている人が大勢いるというのに大聖堂のための資金の事やカレンダーの事や聖書の事などにイエスが関わられると思いますか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
イエスの名を使用し続け、キリスト教国と名告るこの国にそんな恥ずべき事態の発生を許しているキリスト教というものを一体あなた方は何と心得ていらっしゃるのですか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたは経典の事で(改訳聖書と欽定訳聖書とどっちがいいかと)質問されましたが、宗教にはそんな事よりもっと大切な、そしてもっと大きな仕事があるはずです。神はその恩寵を全ての子に分け与えたいと望んでおられる事が分りませんか。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
飢え求めている人がいる生活物資を、世界のどこかでは捨て放題の暮しをしている人たちがいます。他ならぬキリスト者が同じ事をしていて果たしてキリスト教を語る資格があるでしょうか。私はあなたが想像なさる以上にイエスと親密な関係にあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は主の目に涙を見た事があります。キリスト者をもって任ずる者が、聖職にある者の多くが、その教会の蔭で進行している恥ずべき事態に目を瞑っているのをご覧になるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その日の糧すら事欠く神の子が大勢いるというのに、神の館のつもりで建立した教会を宝石やステンドグラスで飾り、その大きさを誇っているのを見て一体誰が涼しい顔をしていられましょう。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
その人たちの多くは一日の糧も満足に買えないほどの僅かな賃金を得るために一日中働き続け、時には夜更かしまでして、しかも気の毒にその疲れた身体を横たえる場所もない有様なのです。あなたを非難しているのではありません。私はあなたに大きな愛着を覚えております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
お役に立つ事ならどんな事でもしてあげたいと思っております。が私は霊界の人間です。そしてあなたのように社会へ足を踏み入れて間違いを改めていくための一石を投じてくれるような人物とこうして語るチャンスが非常に少ないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたに理解して頂きたい事は聖書のテキストの事をうんぬんするよりも、もっと大切な事があるという事です。主よ、主よ、と叫ぶ者がみな敬虔なのではありません。神の意志を実践する者こそ敬虔なのです。それをイエスは二千年前に述べているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なのに今日なおあなた方は、それが一番大切である事をなぜ信者に説けないのでしょうか。戦争、不正行為、貧困、失業、こうした現実に知らぬふりをしている限りキリスト教は失敗であり、イエスを模範としていない事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたは(メソジスト教の)総会から抜け出て来られました。過去一年間、メソジスト教界の三派が合同して行事を進めてまいりましたが、せっかく合同してもそうした神の摂理への汚辱を拭うために一致協力しない限りそれは無意味です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は率直に申上げておきます。誤解を受けては困るからです。【牧師「数年前に私たちは派閥を越えて慈善事業を行い、その時の収益金を失業者のための救済資金として使用しました」―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【―「大した事はできませんが信者の数の割には良くやっていると思われませんか」】あなたが心がけの立派な方である事は私も認めております。そうでなかったら二度もあなたと話をしに戻って来るような事はしません。あなたが役に立つ人材である事を見て取っております。

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなたの教会へ足を運ぶ人の数は確かに知れています。しかしイエスは社会のすみずみにまで足を運べと言っていないでしょうか。人が来るのを待っているようではいけません。あなたの方から足を運ばなければならないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
教会を光明の中心となし、飢えた魂だけでなく飢えた肉体にも糧を与えてあげないといけません。叡智の言葉だけでなくパンと日常の必需品を与えてあげられるようでないといけません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
魂と肉体の両方を養ってあげないといけません。霊を救うと同時に、その霊が働くための身体も救ってあげないといけません。教会がこぞってその事に努力しなければ養うものを得られない身体は死んでしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【そう述べてから最後にその牧師のために祈りを捧げた―】あなたがどこにいても何をされても、常に神の御力と愛が支えとなるように祈ります。常に人のためを思われるあなたの心が神の霊感を受け入れられる事を祈ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
願わくは神があなたにより一層の奉仕への力を吹き込まれ、あなたの仕事の場を光と安らぎと幸せの中心となし、そこへ訪れる人々がそこにこそ神が働いておられる事を理解してくれるようになる事を祈ります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
神が常にあなたを祝福し、支え、神の道に勤しませ給わん事を。願わくは神の意図と力と計画について、より一層明確なる悟りを得られん事を。では神の祝福を。ご機嫌よう。

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13章 質問に答える

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【戦争になると友情、仲間意識といったものが鼓舞されるという意味では“宗教心”をより多く生み出す事になると言えないでしょうか―】それは全く話が別です。それは“窮地”に立たされた事に由来するにすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
つまり互いの“大変さ”を意識し合い、、それが同情心を生み、少しばかり寛容心が培われるという程度の事です。団結心にはプラスするでしょう。困った事を互いに理解し合う上でもプラスになるでしょう。それまでの感情的わだかまりを吹き飛ばす事もあるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし真の宗教心はそれよりもっともっと奥の深いものです。魂の奥底から湧き出る“人のためを思う心”です。そして今こそ地上はそれを最も必要としているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
何でもない真理なのです。ところが実はその“何でもなさ”がかえって私たちをこれまで手こずらせる原因となってきたのです。もっと勿体ぶった言い方、どこか神秘的な魅力をもった新しい文句で表現しておれば、もう少しは耳を傾けてくれる人が多かったのかも知れません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その方が何やら知性をくすぐるものがあるように思わせ、今までとはどこか違うように感じさせるからです。しかし私たちは知識人ぶった人間を喜ばせるための仕事をしているのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
飢えた魂に真理の糧を与え、今日の地上生活と明日の霊的生活に備える方法をお教えしているのです。あなた方は永遠の旅路を行く巡礼者なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今ほんの僅かの間だけ地上に滞在し、間もなく、願わくば死後の生活に役立つ知識を身につけて、岐れ道で迷う事なく旅立つ事になっております。あなた方は旅人なのです。常に歩み続けるのです。地上はあなた方の住処ではありません。本当の住処はまだまだ先です。

以前も書きました。霊の声が聞こえる事が悲しみを倍化させる事があると。今日の幽体離脱で香世子さんが絵に戻れない僕を励ましに来てくれたんです。それはとても嬉しい事ですし感謝してるんです。しかしどう慰められても結局僕は絵に1ミリも戻れず仏語勉強せねばならないんです。苦しすぎます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
人類はあまりに永い間真理というものを見せかけの中に、物的形態の中に、祭礼の中に、儀式の中に、ドグマの中に、宗教的慣習の中に、仰々しい名称の中に、派閥的忠誠心の中に、礼拝のための豪華な建造物の崇拝の中に求めてまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
しかし神は“内側”にいるのです。“外側”にはいません。賛美歌の斉唱、仰々しい儀式―こうしたものはただの“殻”です。宗教の真髄ではありません。私は俗世から遁れて宗教的行者になれとは申しません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地上生活で滅多に表現される事のない内部の霊的自我を開発するための生き方を説いているのです。それがより一層、人のため人類のためという欲求と決意を強化する事になります。為さねばならない事は山ほどあります。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ですが大半の人間は地上生活において“常識”と思える知識ばかりを求めます。あまりに永い事馴染んできているために、それが既に第二の天性となり切っているからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【休戦記念日に当ってのメッセージをお願いします―】(訳者注―1918年に始まった第一次世界大戦の休戦日で、これが事実上の終戦日となった。毎年11月11日がこれに当り2分間の黙祷を捧げる。―)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
―(こうした行事を霊界ではどう見ているか、日本の終戦記念行事と合わせて考えながら読むと興味深い。なおこの日の交霊会は第二次世界大戦が勃発する1939年の1年前である。)

『シルバーバーチの霊訓⑤』
過去二十年間に亘って地上世界は偉大な犠牲者たちを裏切り続けてきました。先頭に立って手引きすべき聖職者たちは何もしていません。混迷の時にあって何の希望も、何の慰めも、何の導きも与える事ができませんでした。宗教界からは何らの光ももたらしてくれませんでした。

いつの頃からかは知らないが、インディアンにはホワイトマンが侵入する遥か以前から、宇宙の創造主に関する高度な知識があり、霊性と愛と真理を基調とした信仰をもっていた事は、疑いようのない事実である。―【レッドマンのこころ】より

—–

『シルバーバーチの霊訓⑤』
訳の分らない論争と無意味な議論にあたら努力を費やすばかりでした。何かというと、神の目から見て何の価値もない古びた決まり文句、古びた教義を引用し、古びた祭礼や儀式を繰り返すだけでした。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
この日は二分間、全ての仕事の手を休めて感謝の黙祷を捧げますが、その捧げる目標は色褪せた、風化しきった過去の記憶でしかありません。英雄的戦没者と呼びながら実は二十年間に亘って侮辱し続けております。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
二分間という一時でも思い出そうとなさっておられる事は事実ですが、その時あなた方が心に浮かべるのは彼らの現在の霊界での“本当の姿”ではなくて、地上での“かつての姿”です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
本来ならばそうした誤った観念や迷信を取り除き霊の力を地上にもたらそうとする我々の努力に協力すべき立場にありながら、逆にそれに反抗する側にまわっている宗教界は恥を知るべきです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
戦死して二十年経った今なお、自分の健在ぶりを知ってもらえずに無念に思っている人が大勢います。それは地上の縁ある人々がことごとく教条主義のオリの中に閉じ込められているからに他なりません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
聖俗を問わず、既得権力に対する我々の闘いに“休戦日”はありません。神に反逆する者への永遠の宣戦を布告する者だからです。開くべき目をあえて瞑り、、聞くべき耳をあえて塞ぎ、知識を手にすべきでありながらあえて無知のままであり続ける者たちとの戦いです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
今や不落を誇っていた城砦が崩れつつあります。所詮は砂上に基盤を置いていたからです。強烈な霊の光がついにその壁を貫通しました。もう霊的真理が論駁される事はありません。勝利は間違いなく我々のものです。

ブログで書きましたが、僕はどうしても現状に留まる選択が出来ず、霊団から提示されたもう一つの使命遂行ルート、フランス移住が決定してしまい、今まで生きてきて興味すら抱いた事のなかったフランス語を勉強せざるを得ない状況に突入中ですが、正直、仏移住も仏語勉強も嫌で嫌で仕方ありません→

→そんなやる気落ちまくりの僕を何とかしようと、再び幽体離脱、インスピレーションが怒涛に降って来たのです。全部は紹介できませんので二つ。たぶん仏の女性の霊だと思うのですが「プティ、セボン♪」って言って僕にキスしてくれるインスピレーションが…まだ勉強中で意味がよく分りませんが…→

→もう一つ、いつものようにトランスを維持しながら「本当はこんな事じゃいけないんだよな、もっと使命に燃えなきゃいけないのに…」って考えた次の瞬間「ビヤン、スュー」って聞こえたのです。ひょっとして霊団の中に新たに仏語学習ための助力霊の方が加わってるのかも知れません…うーん(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
我々の背後に勢揃いした勢力はこの宇宙を創造しその全てを包含している力なのです。それが敗北する事は有得ません。挫折する事は有得ません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【これほど多数の戦死者が続出するのを見ていると霊的知識も無意味に思えてきます。―】(この頃第二次世界大戦が最悪の事態に至っていた―編者)死んでいく人たちのために涙を流してはいけません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
死に際のショック、その後の一時的な意識の混乱はあるにしても、死後の方がラクなのです。私は決して戦争の悲劇、恐怖、苦痛を軽く見くびるつもりはありませんが、地上世界から解放された人々のために涙を流す事はおやめなさい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【でも戦死していく者は苦痛を味わうのではないでしょうか―】苦しむ者もいれば苦しまない者もいます。一人一人違います。死んでいるのに戦い続けている人がいます。自分の身の上に何が起きたかが分らなくて迷う者もいます。が、いずれも長くは続きません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いずれ永遠への道に目覚めます。むろん寿命を全うして十分な備えをした上でこちらへ来てくれる事に越した事はありません。しかし、たとえそうでなくても肉体という牢獄に別れを告げた者のために涙を流す事はおやめになる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
その涙はあとに残された人のために取っておかれるがよろしい。こう言うと冷やかに聞こえるかも知れませんが、とにかく死は悲劇ではありません。【あとに残された者にとってのみ悲劇という事ですね―】解放の門をくぐり抜けた者にとっては悲劇ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私は自分が知り得たあるがままの事実を曲げる訳にはまいりません。皆さんはなぜこうも物的観点から物事を判断なされるのでしょう。ぜひとも“生”のあるがままの姿を知って下さるよう願わずにはおれません。

☆01mercredi

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
今生活しておられる地上世界を無視しなさいと申上げているのではありません。そこで生活している限りは大切にしなくてはいけません。しかしそれは、これから先に待受ける生活に比べれば、ほんの一かけらにすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あなた方は霊を携えた物的身体ではありません。物的身体を携えた霊的存在なのです。ほんの一時だけ物的世界に顕現しているに過ぎません。【霊界の指導者は地上の政治的組織にどの程度まで関与しているのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
ご承知と思いますが私たちは人間がとかく付けたがるラベルにはこだわりません。政党というものにも関与しません。私たちが関心を向けるのは、どうすれば人類にとってためになるかという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちの目に映る地上世界は悪習と不正と既成の権力とが氾濫し、それが神の豊かな恩恵が束縛なしに自由に行き渡るのを妨げております。そこで私たちはその元凶である利己主義の勢力に立ち向かっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
永遠の宣戦を布告しているのです。そのための道具となる人であれば、いかなる党派の人であっても、いかなる宗派の人であっても、いかなる信仰をもった人であっても、時と場所を選ばず働きかけて、改革なり改善なり改良なり、一語にして言えば奉仕のために活用します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【それには本人の自由意志はどの程度まで関わっているのでしょうか―】自由意志の占める要素は極めて重大です。ただ忘れてならないのは、自由意志という用語には一つの矛盾が含まれている事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
いかなる意志でも自らの力では如何ともし難い環境条件、どうしても従わざるを得ないものによって支配されています。物的要素があり、各国の法律があり、宇宙の自然法則があり、それに各自の霊的進化の程度の問題があります。

☆02mercredi

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
そうした条件を考慮しつつ私たちは人類の進歩に役立つ事なら何にでも影響力を行使します。あなた方の自由意志に干渉する事は許されませんが、人生においてより良い、そして理に叶った判断をするように指導する事は出来ます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
お話した事がありますように私達が最も辛い思いをさせられるのは、時として苦境にある人を目の前にしながら、その苦境を乗り切る事がその人の魂の成長にとって、個性の開発にとって、霊的強化にとって薬になるとの判断から何の手出もせず傍観せざるを得ない事がある事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
各自に自由意志があります。が、それをいかに行使するかは各自の精神的視野、霊的進化の程度、成長の度合が関わってきます。私たちはそれを許される範囲内でお手伝いするという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【各国の指導的立場にある人々の背後でも指導霊が働いているのでしょうか―】無論です。常に働いております。またその関係にも親和力の法則が働いている事も事実です。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
なぜかと言えば、両者の間に霊的な親近関係があれば自然発生的に援助しようとする欲求が沸いてくるものだからです。例えば地上である種の改革事業を推進してきた政治家がその半ばで他界したとします。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
するとその人は自分の改革事業を引継いでくれそうな人物に働きかけるものです。その意味では死後にもある程度まで、つまり霊の方がその段階を卒業するまでは、国家的意識というものが存続すると言えます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
同じ意味で、自分は大人物であると思いこんでいる人間、大酒呑み、麻薬中毒者などがこちらへ来ると、地上で似たような傾向をもつ人間を通じて満足感を味わおうとするものです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【指導者が霊の働きかけに反応しない場合はどうなりますか―】別にどうという事はありません。ただし忘れてならないのは、無意識の反応、本人はそれと気づかなくても霊界からの思念を吸収している事があるという事です。

☆03mercredi

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『シルバーバーチの霊訓⑤』
インスピレーションは必ずしも意識的なものとは限りません。むしろ大抵の場合は本人も何故だか分らないうちに詩とか曲とか絵画とかドラマとかエッセーとかを思いついているものです。霊の世界からのものとは信じてくれないかも知れません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
が、要するにアイデアが実現しさえすればそれでよいのです。【各国にその必要性に応じた霊的計画が用意されているのでしょうか―】全ての国にそれなりの計画が用意されています。全ての生命に計画があるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
地上で国家的な仕事に邁進してきた人は、あなた方が死と呼ぶ過程を経てもそれをやめてしまう訳ではありません。そんな事で愛国心は消えるものではありません。なぜなら愛国心は純粋な愛の表現ですから、その人の力は引続きかつての母国のために使用されます。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
さらに向上すれば国家的意識ないしは国境的概念が消えて、全ては神の子という共通の霊的認識が芽生えてきます。しかし私どもはあらゆる形での愛を有効に活用します。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
少なくとも一個の国家でも愛しそれに身を捧げんとする人間の方が、愛の意識が芽生えず役立つ事を何一つしない人間よりはましです。【人類の福祉の促進のために霊界の科学者が地上の科学者にインスピレーションを送る事はあるのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑤』
あえて断言しますが地上世界にとっての恵み、発明・発見の類の殆ど全部が霊界に発しております。人間の精神は霊界のより大きな精神が新たな恵みをもたらすために使用する受け皿のようなものです。しかしその分量にも限度がある事を忘れないで下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
残念ながら人間の霊的成長と理解力の不足のために、折角のインスピレーションが悪用されているケースが多いのです。科学的技術が建設のためでなく破壊のために使用され、人類にとっての恩恵ではなくなっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
【それらのインスピレーションの中には悪魔的発明もあるのでしょう?】あります。霊界は善人ばかりの世界ではありません極めて地上とよく似た自然な世界です。地上世界から性質の悪い人間を送込む事を止めてくれない限り私たちはどうしようもありません。

『シルバーバーチの霊訓⑤』
私たちが地上の諸悪を無くそうとするのはそのためです。こちらへ来た時にちゃんと備えが出来ているように、待受ける仕事にすぐ対処できるように、地上生活での個性をしっかりと築いておく必要性を説くのはそのためです。

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